‹ネゲブの流れ›-670-2021/9/19
「御使いの大宣告」黙示録14:6~8
「神を恐れ、神をあがめよ。神のさばきの時が来たからである。 天と地と海と水の源を創造した方を拝め。」
ー黙示録14:7ー
コロナ新規感染者が減ってホッとしている間に、政変の準備がなされています。自民党総裁選と続く衆院選で日本は嘘偽りの政治から脱却できるかの大きな岐路に立っています。この政局をどう見るかで国民が二分されています。正義感の強弱、愛の有無による二分ですが、これは獣の刻印の有無とも言えます。地の獣の命令に対抗して御使いが中天から大声で宣告しました。しばし天からの宣告に耳を傾けましょう。
➀全世界への永遠の福音。― ヨハネはひとりの御使いが中天(=空)を飛ぶのを見ました。彼は空から大声で叫んで、地上に住む全世界の人々に永遠の福音を宣べ伝えるのです。永遠の福音とは永遠に変わらない福音ということです。獣の支配もその刻印の特権も永遠ではなく、四十二か月間という期限つきでした。また永遠が決定する福音です。獣を拝む者は永遠の苦しみ、拝まない者は永遠の救いとなるのです。
➁創造主なる神の審判の時が来た。― 悪魔の三位一体の支配は期限付きで、必ず神の審判の時が来ます。その審判で祝福を受けるのは、天と地と海と水の源を創造した神を恐れ、あがめ、拝んだ者達です。
反キリストや偽預言者などを拝み従った者たちは、神の怒りと永遠の苦しみを受けることになります。地からの獣が目を見張るしるしや成功例、特権で惑わし誘って来ても、神を恐れ、あがめ、おがむことです。
➂大バビロン=反キリスト国家は倒れる。― バビロンは背信のユダを滅ぼすために使われた国ですが、高ぶって滅びました。大バビロンとはローマ帝国あるいは将来建国される大バビロン帝国と解釈されます。「不品行のぶどう酒をすべての国国の民に飲ませた」とあって罪汚れに満ちた国家であることは確かです。「倒れた。倒れた。」との強調は滅びの確実さを表しています。地上で義と信仰を貫くことは至難の業です。しかし天を仰ぎましょう。御使いの大宣告の励ましが聞こえるでしょう!
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