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‹ネゲブの流れ›-673-2021/10/10

「収穫の時」黙示録14:14~16

「かまを入れて刈り取ってください。地の穀物は実ったで、取り入れる時が来ましたから。」

        ー黙示録14:15ー

近所の田の稲刈りが終わり収穫の秋を迎えています。秋は米や果物などの収穫物を喜び感謝する食欲の秋でもあります。しかし例年なら喜ばしいこの時期に、コロナ不況で外出自粛や米価下落などの深刻な問題も起きています。さらに政界の隠蔽と権力闘争が続く中で衆院選に突入しようとしています。悪魔の三位一体の暴挙によるのか、この重苦しい時代への励ましの六つ目を見ましょう。喜ばしい収穫の幻です。

➀再臨のキリスト。― ヨハネの見た幻です。白い雲が起こりその雲に人の子のような方が乗っておられたと。人の子とはキリストです。福音書でも再臨のキリストは雲に乗って来ると言われています。かつて茨の冠をかぶった頭には王の印である金の冠をかぶり、手には終末の収穫に使う鋭いかまを持っていました。王なるキリストの再臨は悪との戦いに倦み疲れた者への励ましです。鋭いかまによる収穫は喜びです。

➁収穫の時の宣告。― かまを持ったキリストに、聖所から出て来た御使いが大声で叫びました。「かまを入れて刈り取ってください。地の穀物は実ったので、刈り入れる時が来ましたから。」と。刈り入れる時とは終末の収穫の時です。収穫の時を聖所から出て来た御使いが告げたということは、時は聖所にある父なる神の手にあるということです。キリストも終わりの時を知らないと言いました(マタイ24:36)。歴史を権威をもって定め支配し導かれる父なる神を恐れ、委ね、期待しましょう。

➂地の収穫。― 雲に乗っているキリストが地にかまを入れ地は刈り取られました。「地の穀物は実った」の直訳は「収穫はかわいた、枯れた」であり人間、教会、社会、時代の成熟と老化を思い浮かべます。クリスチャン個人としてはさらなる成熟を目指しましょう。教会としては良い麦と毒麦の選別的収穫を意識しましょう。社会と時代の成熟ということでは、悪魔が猛威を振るう終末期にも天国の住民が収穫されるということで、成熟した未信者に御言葉を伝えねば。再臨のキリストによる収穫の時は喜びの時です。私も、あの人も、この人も…天国に収穫!          


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