‹ネゲブの流れ›－676－2021/10/31

「子羊の歌を歌うために」 黙示録１５：３～４

「あなたのみわざは偉大であり、驚くべきものです。主よ。万物の支配者である神よ。あなたの道は正しく、真実です。 もろもろの民の王よ。」　　　　　　　　　　　　　ー 黙示録１５：３―

　本日は宗教改革記念日です。５０４年前の今日、若き３１歳のルターはヴィッテンベルク城教会に『９５箇条の提題』を掲示し、旧教との戦いを始めました。先日柚木候補を応援するため東京から来られた菱山南帆子さんという方に会いました。彼女は中学一年から市民運動に参加し「嵐を呼ぶ少女」と呼ばれた方です。悪魔の三位一体が猛威を振るう昨今、戦い続ける生き方が求められています。悪に打ち勝った者だけが歌うことのできる、神のしもべモーセの歌と小羊の歌から学びましょう。

　➀神のみわざは偉大で驚くべきものである。― モーセは直接神と語り仕えた神のしもべです。その歌は出エジプトの勝利を讃える歌です（出エ１５：１～）。小羊の歌とは御座の前に立つ小羊なるキリストが生き物や長老、御使いや全被造物から受ける賛美大合唱です（黙５：９～）。ともに神に従い通して紅海徒歩や復活という偉大な神のみわざに預かりました。従い通さなければ神のみわざの偉大さはわかりません。

　➁神の道は正しく、真実である。― この賛美も神の道の正しさと真実を経験していなければ歌えません。キリストは「わたしが道である」と言われました。キリストの道は狭く厳しい苦難の道でしたが、父なる神の御心に従った平安と確信の道でした。私は長く我儘な信仰生活をして来たので、最近は慎重に御心を求めながら神の道を歩みたいと努めています。神の御心の道、特に迫害の道では神の奥義とも言える壮大な計画が示されて、神の道の正しさ、真実さがわかるらしいです。感嘆！

　➂神の正しいさばきが明らかにされた。― キリスト再臨後の最後の審判はもちろんですが、それまでにも神の正しいさばきはなされ続けます。聖書のあらゆる箇所にさばきの実例があります。ヨセフを売った兄たちへの仕打ち。ダビデを殺そうとしたサウルへのさばきなど。ヨセフやダビデに倣い、神にさばきを委ね誠実忠実な生き方を続けましょう。神の正しいさばきがなされ、すべての国々の民が神を恐れ、ほめたたえ、ひれ伏す時が来るのです。地上で神を見、天国で心から歌える者と！