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‹ネゲブの流れ›-681-2021/12/26

「大淫婦へのさばき」黙示録17:1~6

「ここに来なさい。大水の上にすわっている大淫婦へのさばきを見せましょう。」 ー黙示録17:1ー

 2021年最後の主日となりました。今年は五輪強行開催、コロナ感染爆発と医療崩壊、首相交代劇とおかしな衆院選、年末のビル放火とアイドルの娘の自死、赤木裁判の認諾、アベノマスク廃棄と、暗黒の一年だった気がします。迎える2022年はどうでしょうか。悪が強い現状から、戦いが続く覚悟は必要です。しかしさばきは近づいています。しかも宗教的なさばきから始めるようで、黙示録から目が離せません。

 ➀大淫婦の罪。― 七つの鉢を持つ七人の御使いのひとりが来てヨハネに「大淫婦へのさばきを見せましょう。」と言いました。大淫婦ですから罪汚れだらけ。地の王たちとの不品行、紫と緋の衣や金宝石真珠の贅沢、神をけがす名で満ちた獣に乗る神冒涜、聖徒の血に酔う迫害など。額には「すべての淫婦と地の憎むべきものとの母」という名が。不品行を霊的姦淫と解し大淫婦は組織化された背教の教会だとも言われます。現在、嘘、隠蔽を続ける基督教団があるので、うなづけます。

 ➁大淫婦の影響。― 大淫婦は水の上にすわっていました。教会を表した女が太陽を着て月を踏み頭に星の冠をかぶっていたのと大違いです。太陽月星は天を意味し、水は地の民族、国民を意味します。大淫婦は権力者たちと不品行を行い、倫理的霊的に惑わしました。その影響は地の人々にも及び、人々を不道徳と不信仰で酔わせました。酔うとは正気を亡くした状態です。戦後の日本に反共政策として背教のキリスト教が入り、今の日本のモラル崩壊はその影響かもしれません。

 ➂大淫婦のさばき。― 御使いのひとりが「さばきを見せましょう。」と言ったのは、さばきが確実だということです。贅沢を極め高価な宝石で身を飾り、地の王を従え地の人々を酔わせていたとしても、必ずさばきはなされます。かつて日本中を酔わせたアイドルの娘の自死はショックでしたが、ある意味でさばきと言えます。自ら偶像となり娘を顧みず不品行に走った結果のこと。大淫婦が腐敗した世俗的教会だとしたら、そのさばきはなお確実です。決してその災害を受けることがないように! 

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