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‹ネゲブの流れ›-682-2022/1/2

「心砕かれ、へりくだる」イザヤ57:1~21

 

 謹賀新年。2022年が始まりましたが、社会情勢は増々厳しくなっています。コロナは収束せず、困窮者が増え、戦争の足音さえ聞こえそうです。台湾有事と米中衝突の危機、大国のはざまで利用されるだけの日本。経済的に弱体化している日本が生き残れるのか、勝負の年と言えそうです。毎年1章ずつ学んでいるイザヤ書は57章。現在の日本を表しているような章です。困難な時代を生き抜く秘訣を学びましょう。

 ➀指導者の腐敗と義人の苦難。― 前章の終わりに見張り人や牧者という指導者達の無知と貪欲の姿が記されています。指導者でありながら問題が見えず警告もしない。それどころか利得追求ばかり。日本の政治家みたいです。そのような国では誠実な義人は生きづらく、死以外に平安になる道がないというのです。誠実な公務員だった赤木さんの自死を思い浮かべます。赤木さんの死の抗議が届かないだけでなく、妻雅子さんの思いをも踏みにじり続ける政権。大変な時代です。

 ➁神の警告。― 神は、腐敗した指導者と彼らに導かれる民を「女卜者の子ら、姦夫と遊女のすえよ。」と呼び、モレクへの偶像崇拝、そむき、偽り、姦淫の罪を責められます。そして「神が久しく黙っていたので恐れないのか。したことも集めたものも益にならずあなたを救わない。道を整えよ。つまずきを取り除け。」と悔い改めを求めます。77年前日本は原爆と敗戦で神に打たれながら悔い改めができていません。日本を追い越した中韓の脅威を考えないといけません。警告を聞く大切さ。

 ➂心砕かれ、へりくだる日々を。― 神はいと高く聖なる方であり永遠の住まいである高く聖なる天に住んでいます。しかしキリストの勝利によって送られた聖霊のゆえに、この地にも住んで下さいます。それは高ぶる人とともにではなく、悔い改めて心砕かれてへりくだった人とともになのです。へりくだる時、再生と癒し、くちびるの実としての賛美と感謝、そして平安が与えられます。しかし悪者には平安がありません。神がともに住んで下さる者として生き、日本に命、賛美、平安を広めましょう! 

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