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‹ネゲブの流れ›-683-2021/1/9

「なぜ驚くのですか」黙示録177~8

「なぜ驚くのですか。私は、あなたに、この女の秘儀と、この女を乗せた、七つの頭と十本の角とを持つ獣の 秘儀とを話してあげましょう。」    ー黙示録17:7ー


 「化物の正体見たり枯尾花」―コロナも収まっていて順調な滑り出しかと思えた岸田政権も、先週の急激なコロナ感染拡大を受けて厳しい状況になって来ました。沖縄や岩国の米軍基地での感染拡大、水際対策や医療体制の備えの不備等、問われて来ます。衆院選の敗北やその後の政権擁護勢力の強靭さに気弱になっていましたが、コロナはまたしても政権の弱点をあぶり出しそうです。今日の箇所は、悪は滅びを内蔵しており、正しく知れば恐れる必要はないという内容です。

 ➀大淫婦と獣の恐ろしい姿。― ヨハネは大淫婦へのさばきを期待していました。私が衆院選で自公敗北を期待したのと似ています。しかしヨハネは、緋色の獣に乗った大淫婦の衣や装飾品や持物、また聖徒たちの血に酔っているおぞましい姿を見て非常に驚きました。悪と汚れに酔いしれてその強靭な力を誇っている姿は、まさに驚異です。現在の悪徳政治家の強靭さとその支持層の暗愚、異様、奇怪さも驚異です。

 ➁秘儀を知れば驚異は消える。― 驚くヨハネに御使いは「なぜ驚くのですか。女の秘儀と、獣の秘儀を話してあげよう。」と言いました。どんなに恐ろしく見える悪も、正体や仕組みや方向性が解れば怖くないということです。例えばこの獣は、昔いたが今はおらず、やがて底知れぬ所(悪の巣窟)から上って来て現われるというのです。現在日本で猛威を振るっている悪しき政治勢力は、かつて悲惨な戦争を引き起こした軍国主義勢力です。一時消失したようでしたが、再び現れて来たのです。

 ➂獣はついには滅びる。― 御使いが話す獣の正体は、13章の致命的な傷の直った海からの獣(=反キリスト国家)です。いのちの書に名を書きしるされていない者は、この獣の復活に驚き崇拝します。しかし私達いのちの書に名をしるされた者は、この獣がついには滅びるということを銘記しているべきです(19:20)。偽の復活で惑わし恐ろしい権威で威嚇して来ても、驚く必要はありません。やがて小羊なるキリストが勝利し獣は滅びます。恐れるべきは、滅びることのない永遠の神!

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