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‹ネゲブの流れ›-684-2021/1/16

黙示録17:9~14

「この者どもは小羊と戦いますが、小羊は彼らに打ち勝ちます。なぜならば、小羊は主の主、王の王だからです。」 ー黙示録17:14ー

 昨日から大学入学共通テストが始まりましたが、驚く事件がありました。名古屋の高校生が、東大前で受験生二人と関係者をナイフで刺したのです。「勉強がうまくいかず事件を起こして死のうと思った」ということですが、私の過去の行き詰まりを色々思い出しました。人生には打ち勝つべき戦いが何度も起きます。受験や試験、日々の自分との戦い、立ちはだかる悪との戦いなどです。私が色々な行き詰まりを抜けて来れたのは、神の憐みゆえでした。勝利の鍵はキリストにあります。

 ➀敵の強靭さ。― 私達を打ち負かそうと戦いを挑んで来るのは、淫婦と七頭十角の緋色の獣(=海からの獣)です。淫婦は富や名誉をちらつかせて誘惑して来ます。獣の七頭は七つの山や七人の王たちのことで、五代~現王(=六代)~七代(=八番目=獣)と続き、長い間恐ろしい支配が続きます。しかもキリストに対抗して復活の真似事も示します。十角も10人の王たちで、心を一つにして力と権威を獣に与えて協力します。富、地位、権威、力を結集した敵は強靭で、手強いです。

 ➁小羊が打ち勝つ。― 淫婦と獣が剛柔で戦いを挑んで来るので大変です。その期間も長く忍耐や戦意も限界となりそうです。しかし彼らは最終的に小羊なるキリストと戦い、小羊が獣に打ち勝つのです。弱弱しく見える小羊が獰猛な獣に打ち勝つのです。弱く、へりくだって下さった小羊なるキリストは、実は白馬に乗った「主の主、王の王」だからです。地上の今の様相に惑わされてはいけません。強そうに見えても悪をはらんだ偽物の権威は、必ず小羊に打ち負かされるのです。

 ➂小羊とともにいる者たち。― この勝利の時に小羊とともにいる者たちがいます。それは召された者、選ばれた者、忠実な者です。私は「帰れ」との神の声で召されました。また数々の守りと助けは選びの恵みでしかありません。主の主、王の王に召され選ばれた者として最後まで忠実でありたいものです。長く広範な悪の権力に屈せず、安楽に誘う誘惑を退け、弱小勢力に見える“小羊”の側に立ち続ける、忠実さを! 


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