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‹ネゲブの流れ›-692-2022/3/13

「驕りと詐術と殺戮の大都」黙示録18:21~24

「なぜなら、おまえの商人たちは地上の力ある者どもで、すべての国々の民がおまえの魔術にだまされていたからだ。また、預言者や聖徒たちの血、および地上で殺されたすべての人々の血が、この都の中に見いだされたからだ。        ―黙示録18:23c~24―

 ロシアとウクライナの戦争は停戦の兆しが見えず、破壊と殺戮が進んでいます。日本はG7と協調してロシアへの経済制裁をしていますが、対露関係の悪化や経済制裁の跳ね返りなど悪影響を被りそうです。コロナも高止まりで社会的不安が増しているためか衝突や犯罪も多いです。その上政界の詐称と腐敗は未解決なまま核保有や改憲の声が大きくなり、外交問題も含め今後の日本の行方が危ぶまれる状況です。

 ➀大バビロンの壊滅は確実。―ひとりの強い御使い(10:1参照)による実演と宣言です。大きいひき臼のような石を取り上げ海に投げ入れて宣言します。「大きな都バビロンは、このように激しく打ち倒されて、もはやなくなって消えうせてしまう。」 重さ1トンの大きなひき臼が海に投げ込まれれば、もはや引き上げは不可能。壊滅、消滅です。再三繰り返されるさばきの宣告はその確実性を表しています。悪の組織は今繫栄し滅びには程遠く見えるかもしれません。しかし壊滅は確実です。

 ➁文化、文明、生活の消滅。― 繁栄した都では文化や文明が栄え賑わいますが、打ち倒された都ではそれらは消滅します。立琴、歌、笛、ラッパを演奏する者の声が聞かれなくなり、あらゆる技術を持った職人たちも見られなくなります。また粉を挽くひき臼の音も、ともしびの光も、結婚式の声もなくなります。生活者のいないゴーストタウンになります。

 ➂壊滅の原因。― 確実だという大バビロンの壊滅の原因は三つ。❶驕り=都の商人たちは地上の力ある者どもと言われます。富とそれを使って手にした権力を誇る商人の驕り。ウクライナ戦争の背後に金融資本家がいると言われる程、商人の力はすごいものです。❷詐術=富や権力の偏りや集中には国民の意識や判断を惑わす巧妙な手口が使われています。魔術とも言えるだましの手口です。❸預言者聖徒殺し=神に仕える人は詐術を指摘するため殺されました。現政権が回帰を目指す戦前体制は正しいキリスト者や社会活動家を多数殺しています。「消え失せてしまう!」との御使いの声が聞こえるようです。終末近し!



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