‹ネゲブの流れ›-696-2022/4/24
「神を拝みなさい」黙示録19:10
「いけません。私は、あなたや、イエスのあかしを堅く保っているあなたの兄弟たちと同じしもべです。神を拝みなさい。イエスのあかしは預言の霊です。」 ー黙示録19:10―
SNSが発達した時代のウクライナ戦争は、戦争当事国だけでなく世界中を混乱の渦に巻き込んでいます。戦争をどうとらえるか、どのような主張や行動をする人を支持するか、で細かい分断が起きています。野党内や野党支持者間にも意見の違いが生じ、まとまり切れないだけでなく対立も起きています。また当事国がキリスト教国なのでクリスチャンの間でも考え方の分断が生じています。「今、彼らに混乱が起きる。」(ミカ7:4) この時代にどうあればいいのか、黙示録に聞きましょう。
➀神聖なものへの恐れ。― ヨハネは御使いに示されて、大淫婦のさばきと天上のハレルヤ大合唱、小羊の婚姻の幻に預かりました。その神々しさ。彼は御使いを神と思ったのか拝もうとしてひれ伏しました。人間を超えた存在や出来事への恐れは大事です。人間への過信や傲慢は滅びを招きます。神聖な恐れがあってこそ、神に出会い救いもある。
➁拝むべきは神だけ。― 御使いは人間に仕えるために神から遣わされた霊的被造物です。人間を超えた存在ですが神ではなく、御使い自身がすぐ「いけません。」といさめました。「あなたや、イエスのあかしを堅く保っているあなたの兄弟たちと同じしもべです。」と謙虚です。また「神を拝みなさい。」と言いました。超越的御使いも礼拝に値せず、御使い礼拝や聖人崇拝は不要です。まして人間など。ロシア正教会ではプーチンを神の代理人として戦争を支持しているそうですが、論外です。
➂イエスのあかしは預言の霊。― 御使いが言った「イエスのあかしを保っているあなたの兄弟たち」とはクリスチャンのことです。神を恐れるクリスチャンには「イエスのあかし」が与えられます。救いのあかし、天国の確信、守りの体験、奥義の啓示など。ヨハネが受けた黙示録の預言はまさに「イエスのあかし」でしたが、私達が受けた「あかし」も預言の霊によるのです。私は「帰れ!」「さばきが下る!」との御声を聞き、かすかな十字架の幻を見て癒されました。様々な主張が交差する混乱の時代。受けた「あかし」を堅く保つことです。それは重要な預言かも?
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