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‹ネゲブの流れ›-697-2022/5/1

「白馬に乗った方」黙示録19:11~12

「また、私は開かれた天を見た。見よ。白い馬がいる。それに乗った方は、「忠実また真実。」と呼ばれる方であり、義をもってさばきをし、戦いをされる。」  ―黙示録19:11―

 

 星野富弘さんの詩「当てはずれ」です。「あなた(=神)は私が考えていたような方ではなかった。あなたは私が想っていたほうからは来なかった。私が願ったようにはしてくれなかった。しかしあなたは私が望んだ何倍ものことをして下さった。」 これは真理らしく、最近私もあれもこれも願いがかなっていないと落ち込みました。地上の歩みは人其々で成功か失敗、幸か不幸と不公平に見えます。しかし共通して皆が必ず「白馬に乗った方=キリスト」の前に立ちます。その方を知り備えましょう。

 ➀白馬に乗った方の名は?― ヨハネが示されたもう一つの幻は、開かれた天に見える白馬に乗った方の幻でした。その名は4つありますがそのうちの2つ「忠実また真実」「ご自身のほかだれも知らない名」を考えましょう。この方はキリストですが、嘘偽りなく真心をこめて良くして下さる方です。まただれも知らない名とは、前述の詩のように人の考えを超えたくすしき善をなさる方ということです。この方の前にいかに?

 ➁姿は?― 「目は燃える炎であり、その頭には多くの冠があって」とあります。燃える炎は悪と汚れを焼き滅ぼす聖く正しい目です。政治家の良し悪しは目つきで判断できますが、神なるキリストの目つきが燃える炎とは納得です。燃える炎の明るさは隠された悪も顕わにします。また頭の多くの冠はキリストこそいっさいの権威を持つ方だということです。暴力で手にし不正腐敗でやっと保っている権威の数々は厳罰とともにキリストに返されるべきです。身を引き締め、謙遜でありたいもの。

 ➂なさることは?― 「義をもってさばきをし、戦いをされる。」 キリストのさばきは地上の裁判とは違います。絶対的義による厳粛なさばきです。地上で不当に扱われた者には希望であり、同時に万人が恐れるべきさばきです。また戦いは悪の三位一体(=竜、海からの獣、地からの獣)に勝利する戦いです。このような方に会うことを覚えましょう。私達は地上で成功や幸いを願いますが、神は私達にキリストに会う備えをして下さっているのです。真実、忠実、謙遜、忍耐の品性こそ大事!   

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