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‹ネゲブの流れ›-700-2022/5/22

「肉食鳥の報復大宴会」黙示録19:17~18


「さあ、神の大宴会に集まり、王の肉、千人隊長の肉、勇者の肉、馬とそれに乗る者の肉、すべての自由人と奴隷、小さい者と大きい者の肉を食べよ。」     ー黙示録19:17c~18ー


 人気のYouTube動画「一月万冊」でハラスメント下では元気が出ないと言っていましたが、本当にその通りです。私は基督教団のハラスメントに抗議して疲れ果て、昨年からヒントを求めて殉教者や抵抗者のことを調べ出しました。ジャンヌ・ダルク、白バラのゾフィー21歳、映画「名もなき生涯」のフランツ、その他ナチスに抵抗した人々など。彼らは残酷な死刑に処せられましたが、正しさを貫く強さ潔さは悲しくも感動的でした。そのような義人の報復の時がこの箇所の神の大宴会です。

 ➀太陽の中に立つひとりの御使い。― 使徒ヨハネが見た恐ろしい幻です。4年前の西日本豪雨の際、雨が降り始めた7月3日の朝焼けは異様な赤さでした。終末の時太陽は暗くなるようですが(マタイ24:29)、まさに赤黒い不気味な太陽でしょう。その太陽を背に立つ御使いの様相も、語る内容が内容なだけに異様と思われます。御使いは中天を飛ぶすべての鳥に向かって大声で叫びました。

 ➁恐ろしい神の大宴会。― 御使いは「さあ、神の大宴会に集まれ」と鳥を招集しました。この鳥は木の実を食べる小鳥ではなく、人や獣の死肉を食べるハゲタカのような肉食鳥です。招待者は肉食鳥で御馳走は死人の肉というおぞましい神の大宴会。先に学んだ小羊なるキリストの婚宴とは大違いです。婚宴の招待者は正しい行ないという輝く衣装を着た花嫁で、御馳走はもちろん天国の汚染ゼロの美味食でしょうから。

 ➂肉、肉、肉、肉、肉。― 肉食鳥の御馳走となる肉は、王、千人隊長、勇者、馬とそれに乗る者、すべての自由人と奴隷、小さい者と大きい者の肉です。彼らは13章の海からの獣(偽キリスト=国家)の像を拝みその刻印を受け、獣の軍隊に加わった者たちです。獣の像を拝まなければ殺され刻印を受けなければ売り買いができず、悪に加担したのです。彼らは世的には安泰でしたが終末には地位も無関係で一律肉食鳥のえじきです。抵抗者を残酷にも死に追いやった者達の末路です。この報復の時を思い、キリストの婚宴の招待者を目指したい!潔く! 



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