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‹ネゲブの流れ›-701-2022/5/29

「ハルマゲドンの戦い」黙示録19:19~21


「そして、このふたりは、硫黄の燃えている火の池に、生きたままで投げ込まれた。」

                   ―黙示録19:20cー

 昨日キェルケゴオルの「愛について」を読み面白い表現に出会いました。「もし今ひとりの者があらゆる犠牲を捧げて惜しまぬと言えば、すぐに親し気な様子を装って大勢のものが寄り集まって来て彼の犠牲を食い物にしようとするでしょう。」世間とはそういうものだと。今の私の孤独の原因が解りました。今まで基督教団や政治の悪に勝ちたいと孤軍奮闘して来ましたが敗北続きです。今日学ぶハルマゲドンの戦いではキリストが圧勝ですが、その時までどう生きればいいか、学びましょう。

 ➀対戦者。―パレスチナ中央部の要衝メギドの丘(ハル)で行われるハルマゲドンの戦い(黙16:16)です。対戦者は悪魔軍「海から獣(偽キリスト国家)、地からの獣(偽預言者)、地上の王たち(かえるのような汚れた霊が全世界から集めた)とその軍勢」に対して、キリスト軍「馬に乗った方(キリスト)とその軍勢(白い麻布を着て白馬に乗った)」です。

 ➁戦況。― 瞬時、一撃の圧勝。交戦と同時に獣が捕えられました。偽キリスト国家として猛威を振るった海からの獣も、この獣の像を造り拝ませまた刻印を受けさせて人々を苦しめ殺した地からの獣も、ともに捕えられました。ふたりの獣が捕えられては後は瓦解。残りの地上の王たちや軍勢はキリストの口から出る鋭い剣によって殺されました。

 ➂敗者の刑罰。― 海と地からの獣らは、硫黄の燃えている火の池に生きたままで投げ込まれました。この火の池の煙は永遠にまで立ち上るので(14:11)、永遠の苦しみだと解ります。残りの地上の王たちとその軍勢は先週学んだ肉食鳥のえじきです。「飽きるほど食べた」とあって、彼らが聖徒たちになした残虐行為への報復だと考えられます。

 ④キリストの軍勢に。― 戦いはキリスト一人で圧勝するのですが、私達はキリスト軍として勝利を観戦する軍勢となり、決して悪魔軍の王や軍勢となって永遠の苦しみを受けることのないように。それには地上の患難に耐え、正しい行ないを続け、白い衣を頂かなければなりません。今週も、敗北に屈せず孤軍奮闘!御霊の力の充満を求めつつ!    

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