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‹ネゲブの流れ›-702-2022/6/5

「悪魔の捕縛」黙示録20:1~3


「彼は、悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇を捕え、これを千年の間縛って、底知れぬ所に投げ込んで、そこを閉じ、その上に封印して、千年の終わるまでは、それが諸国の民を惑わすことのないようにした。」

                    ー黙示録20:2~3aー

 私は善人の多い佐渡ケ島に生まれその上父が固く真面目な人だったので、嘘をついて騙して搾取する人がいることが信じられない者でした。しかし最近は私自身が基督教団からの嘘、隠蔽、排除の悪に苦しみ、また安倍政権以来の政治の悪を目にし、悪の恐ろしさと強靭さに圧倒されています。そして多くの方々と同様に悪人の捕縛と敗北を切に願っています。この箇所の悪魔の捕縛が最終的悪の退治につながるのですが、ここから手強い悪にどう向き合えばいいか、学びましょう。

 ➀今は悪魔の惑わしが盛んな時代。―悪の強さは利のためなら嘘も暴力も人権侵害も殺人もその他どんな悪も厭わないということです。義人は良心の呵責があってそれができません。悪の根源である悪魔をサタン=竜=古い蛇と言い換えていますが、蛇はエバを惑わしたあの蛇で、あれ以来人間を毒し汚し続けています。悪を見て見ぬふりをするだけで汚されて鈍化する良心。そんな人が世間にも教会内にも増加中。

 ➁悪魔の弱体化。―12章で悪魔(竜)はミカエルに敗れて地上に投げ落とされていました。助っ人として海からと地からの獣が現われ暴虐を行いましたが、前回ハルマゲドンの戦いで白馬の騎士=キリストに両獣とも退治されました。悪の三位一体の二位を失い左右大臣を失った王のように弱体化しました。今教会内外で力を持つ悪魔も必ずキリストとの戦いで弱体化します。決して悪魔に加担することのないように。

 ➂悪魔の捕縛、投げ込み、封印。― これを行ったのはキリストではなく、底知れぬ所(=悪魔の住処、9章11節)のかぎと大きな鎖を持った御使いでした。大きな鎖は鎖を引きちぎったレギオンという悪霊がいたからです。捕縛して底知れぬ所に投げ込み、かぎをかけ封印し千年間閉じ込めました。悪魔はその後一時解放されますが、両獣と同様に火と硫黄との池に投げ込まれます(10節)。これは今悪に苦しめられている者にとっては希望であり、悪に負けそうになる時の警告でもあります。悪にNO!正義の旗色を鮮明に!躊躇は惑わしの入り口となる!


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