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‹ネゲブの流れ›-703-2022/6/12

「千年王国の王」黙示録20:4~6


「また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝ま ず、 その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。」  ―黙示録20:4cー 

 

 悪政の安倍政権が終わり政権交代や善政を夢見た昨秋の衆院選の敗北後、政界や社会の悪が強化したように思えます。環境が悪いと心中の悪もうごめき出すようで、嫌な世相です。ここで心を引き締め善を貫くのがキリスト者の務めなので、千年王国の幻はその励ましとなります。この千年は悪魔が捕縛されたため今と真逆で正義が幅を利かせ悪が肩をすくめる幸いな時代です。千年王国を目標に信仰の歩みを。

 ➀多くのさばきの座。― ヨハネは多くの座の幻を見ました。これは旧約のダニエルも見た幻で(7:9)、昇天したキリストが神の右の座に着いたように神の民がこの座にすわるということです。この座はさばきの権威を表す座でもあり、この世の裁判所の裁判官の座が必ずしも正しくないという現状とは全く違います。聖徒が世界をさばく(Ⅰコリント6:2)との預言通り、神の民が神の権威を受けて正しいさばきをするのです。

 ➁王座に着く資格。― この座に着く者は王と呼ばれますがその資格は厳しいものです。イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちと、獣(=反キリスト国家)やその像を拝まずその額や手に獣の刻印を押されなかった人たちです。例えばナチスに抵抗した白バラのゾフィ(21歳)は「天国で会いましょう」と父母に別れを告げギロチンにかけられました。殉教者です。また信仰を守って獣に屈しなかった人たちは真の信者です。地上の悪しき王権に屈せず苦しんだ者こそが千年王国では王となれるのです。治めるようになる(Ⅱテモテ2:12)。

 ➂復活の幸い。― この殉教者と信仰貫通者はキリストの再臨の際生き返ります。第一の復活と言われる不死の命への復活で、王として過ごす千年はもちろんその後も生き続けます。千年後第二の復活があってすべての人が復活し最後の審判を受けますが、その時悪人は永遠の死という地獄に投げ込まれます。第二の死です。第一の復活にあずかる者は第二の死の力から守られるのです。幸いな者、聖なる者との賞賛。命がけで悪の刻印を拒む幸い!苦しんで掴む永遠の至福!

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