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‹ネゲブの流れ›-706-2022/7/3

「完全なさばき=天国の準備」黙示録20:11~15


「それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。これが第二の死である。」

                          ー黙示録20:14ー

 父、母、祖母の三つ巴の喧嘩、その恐ろしい言葉や形相をいつも見て育った10代の私にとって、愛を説く教会はまるで天国でした。また聖書の話を聞いて10代の私は神様がいるから人生大丈夫と安心していました。しかし実際は信仰の有無に関わらずこの世の人生は試練と悩みの連続。政治や制度、あの人が悪いと言ってみても仕方なく、この世の天国は絵に描いた餅です。やはり神様が完成する天国に期待するしかない。不幸の原因を滅ぼして天国の準備をされる御業を見ましょう。

 ➀自然災害をもたらす天地がなくなる。― 11節の「地も天も…あとかたもなくなった。」は創世記1:2の「地は形がなく、何もなかった。」に呼応しています。最初人間が生きるのに最適だった地に、堕罪以後は罪を罰するために洪水や地震などの自然災害が度々起こりました。もうそれも不要で自然災害が起きる天地はなくなります。恐ろしい海も灼熱の太陽も天国にはなく、光といのちに溢れた新天新地が完成します。

 ➁死とハデス(死者のいる所)の滅び。― 死と死をもたらす病や事故や事件は大きな人生苦です。死はアダムが悪魔の誘惑に負けて禁断の実を食べた時に入って来たのですが、キリストの十字架は死を滅ぼして永遠のいのちを実現するためでした。遂に死とハデスが火の池に投げ込まれて人生最大の苦しみである死が滅ぼされるのです。「死は勝利にのまれた。」(Ⅰコリント15:54)です。刺されても死なず、です。

 ➂いのちの書に名のない悪人の滅び。― もう一つの人生苦は虐待搾取して来る悪人の存在です。権力には悪が巣食うと言われ権力者の支配所有欲は恐ろしいものです。真のクリスチャンはいのちの書に名がしるされた者でこの悪い欲から解放された善人です。教会内外で虐待搾取する権力者は信仰公言者であってもいのちの書には名がありません。この世では虐待搾取に甘んじ、逆であってはなりません。この世で幅を利かせた者も悪い行ないのゆえに火の池に投げ込まれます。それは苦汁の涙がぬぐい取られる至福の瞬間。天国に悪人は来ない😊


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