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‹ネゲブの流れ›-708-2022/7/17

「悲しみの終わり」黙示録21:3~4


「彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」    ―黙示録21:4―

 

 安倍元総理を殺害した山上容疑者の境遇が明らかにされて同情の声が寄せられています。彼の母親は父親の自死後問題の統一協会に導かれたようですが、私も悩んで宗教に救いを求めたのでその気持ちが解ります。私は幸い普通のキリスト教会に導かれ本当の信仰を持つことができました。入信以前も以後も涙の多い人生でしたが、キリスト教に確信を持って天国を待ち望むことができることは感謝なことです。天国の素晴らしさを悲しみの終わりと言う視点から考えてみましょう。

 ➀神がともに住んでくださる。― 人にとって雨露をしのぐ家は絶対必要ですがそこに誰と住むかもとても大事です。私の生家は怒ってばかりの父がいたので怖くて楽しくありませんでした。また結婚後の家は考え方の相容れない元夫と過ごしとても苦しかったです。天国では神の住まいである幕屋に神とともに住むことができます。神は賢く美しく偉大な方ですが愛なる方であり、見ても話してもうれしく楽しいことでしょう。

 ➁涙をすっかりぬぐい取ってくださる。― 地上の歩みは涙が絶えません。私は昔から泣き虫で、何度となく涙が溢れて止まらない経験をしました。それは意地悪や心無い批判の言葉を受けた時ですが、そのような溢れ出る涙を天国では神がすっかりぬぐい取って下さるというのです。辛かっただろう、よく我慢した、という優しい神の言葉が聞こえて来るようです。また天国には涙の原因となる死、悲しみ、叫び、苦しみはありません。地上で辛かったあの事、この事は天国では起こりません。

 ➂以前のもの(=今のもの)は過ぎ去る。― 今私は子育てを終え父母を天に送りホッと一息ついています。悩み苦しんだ日々が嘘のように過ぎ去りました。今後なすべき働きや負うべき重荷が与えられるかもしれませんが、今は天国の安息を先取りしているような感じです。先々週学んだように天国が完成した新天新地では、災害が起こる今の天地も死も悪魔悪人もみな過ぎ去って滅ばされています。何と幸いなことでしょう。悲しみには終わりがある。あなたの労苦には報いがあるからだ!


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