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‹ネゲブの流れ›-711-2022/8/7

「キリストの花嫁の栄光」 黙示録21:9~11


「都には神の栄光があった。その輝きは高価な宝石に似ており、透き通った碧玉のようであった。」

                 ー黙示録21:11ー

 物価高、コロナ増加、国葬、旧統一協会の害悪と問題山積みの中で臨時国会は3日で閉会しました。日本を動かしている政治家への不信感は増大するばかりです。安倍氏銃撃以来、旧統一協会のことで日本の宗教状況が見えて来ましたが、嘘つき牧師集団の被害者である私には宗教界も不信の対象です。教会はキリストの花嫁だと言われますが、ふさわしい教会や人物が自分を含め存在するのだろうかと悲しくなります。将来栄光を受ける者として、今をどう生きるべきかを学びましょう。

 ➀小羊の妻である花嫁。― 恐ろしい七つの災害をもたらした鉢の七人の御使いのひとりが、ヨハネに小羊の妻である花嫁を見せようと言いました。御使いは災いにも幸いにも関わっており、神の義と愛の反映です。教会あるいはクリスチャンはキリストの花嫁ですが、キリストが屠られた小羊であることを銘記しましょう。十字架に死したキリストを思い死ぬまで義を貫く覚悟が必要です。正しい殉教者達の苦難に続きたい。

 ➁聖なる都エルサレム。― 教会は新しいエルサレムとも言われますが、それは神のみもとを出て天から下って来る聖なる都エルサレムです。その美しさは後で語られます。地上の都は欲と高ぶりと汚れの巣窟ですが、天の都は全く違います。かのブラックリストの者は入れないからです(27節)。キリストが拒んだ高い山からの眺望=地上の栄華を追求する者は教会に名を連ねていても、天の都にはふさわしくありません。

 ➂都の神の栄光。― 天の都には神の栄光があり、その輝きは高価な宝石に似ており透き通った碧玉のようだと。透明な碧玉はないらしくダイヤモンドの輝きから、貴重、恒久、清澄な輝きを想像できます。選ばれたクリスチャンは地上でも恵みの栄光を与えられますが(エペソ1:6)、キリストの栄光が十字架だったことを思いましょう。ルターが言う「神の人間性」とは「もっとも人間性を奪われた形で神が自己を啓示した逆説」です。人間性を奪われるような苦渋を忍び愛と義を貫く生き方にこそ栄光があります。うす汚れた地位、富、成功、権力をよそ目に!


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