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‹ネゲブの流れ>-721-2022/11/6

「神を拝みなさい」黙示録22:8~9


「やめなさい。私は、あなたや、あなたの兄弟である預言者たちや、この書のことばを堅く守る人々と同じしもべです。神を拝みなさい。」 ー黙示録22:9ー

 

 安倍氏銃撃事件以来、統一協会問題から宗教について考える機会が増えています。宗教は超越的で神聖な存在を信じる営みであり「拝む」という行為を伴います。この箇所でヨハネは幻の素晴らしさゆえに幻を示してくれた御使いを拝もうとし、御使いは「やめなさい。…神を拝みなさい。」と言いました。カルトが横行する時代、「鰯の頭も信心から」は危険で何をどう「拝む」かが大事です。拝むべきは真の神だけですが。

 ➀何を?拝むかが大事。― ヨハネは御使いを拝もうとしましたが、御使いは拒みました。御使いは人を助けるために神に仕えている超人的存在で、神に近い存在です。しかし御使いは自分を預言者や信者と同じ神のしもべであり、拝まれる対象ではない、神を拝みなさいと言いました。これは御使い礼拝、聖人崇拝、偶像崇拝を否定する言葉です。統一協会は拝む対象を間違いました。人しかも欲深い文鮮明を拝みその間違った教えを信じて、害悪の宗教となりました。拝むべきは真の神。

 ➁どう?拝むかも大事。― ヨハネは一章から始まった一連の幻を見聞きし、その神的内容に感動し御使いの足もとにひれ伏して拝もうとしました。礼拝対象は間違いましたが、その幻への信仰と謙遜な姿勢は見習うべきものです。ひれ伏して祈ってみると解りますが、それは心を低くした状態です。それほど心低く神を礼拝しているだろうか?と反省させられます。自分に自信があり堂々と神の前に立ち、恵みを受けて当然という態度ではないだろうか?それでは恵みも少ないわけです。

 ➂この書(=黙示録)のことばを堅く守る者の幸い。― 御使いは自分を使徒ヨハネや旧約の預言者やこの書のことばを堅く守る人々と同じしもべだと言いました。私達は使徒にも預言者にもなれませんが、黙示録のことばを堅く守る者になることはできます。超人的存在である御使いから同じしもべと呼ばれ、神から「善かつ忠なるしもべよ」と呼ばれる幸い。信仰生活の祝福の鍵はやはり御言葉と祈り。自分や人に頼るのではなく神を神として高く拝み、啓示の書を堅く守り、信仰の偉人に!



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