‹ネゲブの流れ>-729-2023/1/1
「光輝く年に!」イザヤ58章
「飢えた者に心を配り、悩む者の願いを満足させるなら、あなたの光は、やみの中に輝き上り、あなたの暗やみは、真昼のようになる。」 ーイザヤ58:10ー
新年明けましておめでとうございます。2023年が始まりました。コロナに振り回されて耐えた3年を経て、多くの人が今年こそは明るい年にと願っていることでしょう。まさに「光輝く年に!」と。今年の聖書箇所であるイザヤ58章には、希望に満ちた祝福の約束が沢山あります。ぜひ新年をそのように祝福された年にしたいものです。その鍵はもちろん神との関係です。特に偽善か善かという視点から学びたいと思います。
➀偽善者廃業。― この章の冒頭で神は預言者イザヤに、その民に罪を告げよと迫ります。罪とは偽善です。当時の民は断食や安息日などの宗教儀式をきっちり守り神に近い義人と自認していました。しかし内実は高慢で争い好きの弱者圧迫者でした。コロナ自粛中、日本の政治家と宗教家の高慢、冷酷、欲張りという偽善者振りを嫌と言う程見ました。彼らは羽振り良く人気を集めていても、恐ろしい黒光りにしか見えず近づく気になれませんでした。真に輝くために、偽善は捨てましょう。
➁善人宣言。― 偽善者ではない善人とはどんな人でしょうか。断食は元々神と語り合ったモーセや特別な祈願をしたダビデが行なったもので、形式的なものは偽善になります。様々な宗教に断食があるようですが、真の宗教は悪を避け、他者を圧迫せず、むしろ衣食住に窮している者を助けるものです。嘘偽りのない誠実さ、与えることを惜しまない愛、失敗や不足を詫びれる謙遜さ、それらを備えた人が善人と言えるでしょう。「人はうわべを見るが、主は心を見る。」(Ⅰサムエル16:7)
➂やみの中に光輝き上る幸い。― 神が好む断食を行なえる善人となれた時、様々な恵みが与えられます。傷のいやしと健康、前に進み後ろを守る神の確かな導き、呼べば答える神との交わりなど。それによって暗やみを照らす光源、周りを潤す水源のような存在とされるのです。昨年末3年振りのクリスマス会を、子供達が喜ぶようにと一生懸命準備して行ないました。終わった後感謝の言葉を頂き、神の暖かい光の輝きを感じました。新年、偽善を捨て善い心でスタート!光輝く年☆!
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