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‹ネゲブの流れ>-733-2023/1/29

「斥候と遊女ラハブ」ヨシュア記2:1~7


「ところが、この女はそのふたりの人をかくまって、こう言った。」 

     ーヨシュア記2:4ー

 「光輝く年に!」と期待して始めた2023年も一か月が過ぎようとしています。実は私は初っ端からつまづいて予想外の困難続きに混乱している状態です。そんな時「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない。」という御言葉を頂いたのですが、恐れ惑うような出来事を経て祝福は与えられるのかもしれません。エリコ陥落の立役者で後にダビデの高祖母となった異邦人の遊女ラハブの信仰から学びたいと思います。

 ➀緊迫した神との出会い。― ラハブはエリコの城壁の中に建てられた家に住んでいました。ヨシュアから遣わされた二人の斥候が身を隠すのに都合がいいと考えてか、ラハブの家に来て泊りました。ただの宿泊客かと思いきや、エリコの王の使いがやって来て二人がイスラエルの斥候だと知らされたのです。昨晩泊まったのは敵の斥候。差し出さないと王の怒りを買う。しかし噂に聞く神の民がエリコに迫っているなら自分達も滅ぼされてしまう。そんな緊迫した神(…斥候)との出会いでした。

 ➁危険を伴った信仰的言動。― ラハブは自国の王の怒りと神の怒りのどちらを恐れるかの選択に対して、人ではなく神を恐れ斥候をかくまう決断をしました。屋上に隠しながら出て行ったと嘘をついたのです。嘘が許されるかと問われますが、これは出エジプトで審判を下された神への聖なる畏れから出た策でした。嘘がばれたら殺される危険な信仰的言動でした。ヤコブ2:25で「死者たちを招き入れ、別の道から送り出したため、その行ないによって義と認められた」と賞賛されています。

 ➂ラハブの信仰の素晴らしさ。― ラハブの信仰は奇跡を聞いて神を認め、自らも神の業に協力し、さらに自分や家族の救いを求めるという見事な信仰です。また短時間に情報を処理し信仰的に行動した理知的な信仰でした。ルツを誠実に助けたボアズの母になるのですが納得です。私達も神の業が進行する中で、緊迫した神との出会い、戸惑い、即座の信仰的判断という状況に導かれます。その時はラハブに倣い、人より神、100%神に信頼、という信仰で進みましょう。必ず祝福が!



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