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‹ネゲブの流れ>-734-2023/2/5

「救い出してください」ヨシュア記2:8~14

「私の父、母、兄弟、姉妹、また、すべて彼らに属する者を生かし、私たちのいのちを死から救い出してください。」        ーヨシュア記2:13ー

 社会学者の宮台氏襲撃事件の犯人倉光容疑者が山上容疑者と同じ氷河期世代の41歳であることは衝撃です。共に救いようのない悩みを抱え犯行に至ったことでしょう。悩みを抱えた人間が行き詰った時外に向けると犯罪、内に向けると自殺と言われますが、私は自殺願望を抱えて教会に行き救われました。エリコ滅亡の直前に斥候を助け、自分と家族の救いを求めたラハブ。彼女の信仰に学び幾人かでも救いたい。

 ➀エリコの住民を恐れさせた神の業。― 神が出エジプト時に葦の海の水をからしエジプト軍を全滅させたこと、またイスラエルが神によりエモリ人の王シホンとオグとその民を聖絶したことはエリコの町にも伝わっていました。エリコの住民はその噂を聞き恐怖に震えていました。私の身近でも救いと審判という神の業が起きており恐れていますが、広く見渡すと震災や安倍氏の死も神の審判ではないかと私には思えます。

 ➁ラハブの確信。― ラハブはイスラエルの斥候が自分の家に来たことで、神がエリコを滅ぼしカナンの地をイスラエルに与えるのだと確信しました。またイスラエルの神が天地を支配する神だと悟りました。そこで追手が帰るとすぐ屋上に隠れている斥候の所に行って、その確信と信仰告白とを伝えました。私達は日々聖書を学びまた日々腐敗劣化した社会のニュースを耳にします。腐敗した社会が審判を受けること、また救いは主の十字架以外にないことは私達の確信です。公に告白を。

 ➂救いを求めたラハブ。― 神の審判としてのエリコ滅亡が迫っている中で、異邦人しかも罪深い遊女のラハブは大胆にも命乞いをしました。斥候をかくまったという信仰的言動を唯一の担保にして。さらにラハブは父、母、兄弟、姉妹と彼らに属する者達の救いも求めました。家族の聖絶は忍びないからです。私は5年前家族で唯一の未信者であった父の救いを求めてベランダに赤い紐を結びました。その父も亡くなる前に信じました。昨日再び「属する者」として多くの人の救いを求めながら赤い紐を結びました。イエス様、行き詰っている人達を救ってください!と。


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