‹ネゲブの流れ>-740-2023/3/19
「ヨルダン川渡行」ヨシュア記3:14~17
「主の契約の箱をかつぐ祭司たちがヨルダン川の真中のかわいた地にしっかりと立つうちに、イスラエル全体は、かわいた地を通り、ついに民はすべてヨルダン川を渡り終わった。」 ―ヨシュア記3:17ー
昨年の安倍氏銃撃事件以来、統一協会やエホバの証人などの宗教の話題がよく語られます。宗教は倫理を説くと同時に超自然的存在や力を認めるもので、キリスト教信仰にも同様な面があります。しかしキリスト教の神は超常識、超理性的な神であり、非常識なカルトとか妄信とはかけ離れた神です。ヨルダン川渡行も紅海渡行と同じく奇跡的出来事です。超常識的な奇跡のような恵みに預かる秘訣を学びましょう。
➀信仰の歩み。― ヨシュア率いるイスラエルの民は、干上がったヨルダン川を渡ったのではありません。岸いっぱい水があふれている川に近づいて水がせきとめられるという奇跡を経験したのです。ヨシュアには不思議が行なわれるという主からの約束が与えられていて、彼はそれを信じ、彼の命令を受けて契約の箱をかついで先頭を進む祭司たちも信じました。水ぎわまで進み足を浸すという「見ずに信じる信仰」です。目の前に困難があっても主の救いを信じて進んで行くことです。
➁奇跡。― 契約の箱をかつぐ祭司の足が水ぎわに浸ったとき奇跡が起きました。上から流れ下る水がつっ立って25Km上流の町アダムのところでせきをなして立ち、流れ下る水がせきとめられたのです。これは地震によると言われますが、実際1927年の地震ではヨルダン川の水がせきとめられたそうです。時の一致ということでは、私は2006年に白浜で三浦綾子さんのテレビ番組を見たのですが、他県は前の週に放送済みで和歌山県だけがその日に放送していてびっくりしました。
➂しっかり立つ。― かわいた地を100万人以上の民が渡って行きます。その間祭司たちはかわいた川の真中にしっかり立ち続けなければなりませんでした。契約の箱はキリストを表しており、箱をかつぐ祭司は民を導き救う使命を担っています。信仰の歩みをするとともに信仰にしっかり立つ(留まる)ことで、多くの人の救いという奇跡を経験できるということです。死にたいという姉妹のため「死んだら牧師を辞める。」と言って徹夜の祈祷をしたという牧師がいます。しっかり立つ❣ 本気で❣
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