‹ネゲブの流れ>-741-2023/3/26
「記念の石」ヨシュア記4:1~7
ゴスペル歌手の向日かおりさんは、若い時に自殺を試み木の枝が引っかかって助かり神の愛を知ったそうです。その証を聞きながら私が死にたかった時のことを考えました。40代ながら性善説で、牧師に騙されたことがひどくショックでした。最近平気で嘘をつく閣僚たちを見ていると性悪説が妥当だと感じます。私が世間知らずで弱かった頃神は数々の御業をもって支えてくれました。ヨルダン川渡行の奇跡を記念するように命じていますが、神の御業を記念することについて考えましょう。
➀神の御業は記念すべき。― ヨルダン川の水がせきとめられて百万人ものイスラエル人が川を渡ったことは大きな奇跡でした。川を渡り終わった時主がヨシュアに命じました。部族ごとにひとりずつ十二人を選び出し、ヨルダン川の真中で祭司が堅く立っていたその所から十二の石を取るようにと。そしてそれを持って来て宿営地に据え記念とするようにと。私たちも自分が経験した神の御業を記録し記念すべきです。
➁記念する意味。― ヨルダン川の中に埋もれていた石を十二個取って来て立てて記念物を作ります。それは何のためでしょうか。主はしるしだと言います。渡行後に生まれた子どもたちに「どういうものか」と聞かれた時「ヨルダン川の水は、主の契約の箱の前でせきとめられた。」と言いなさいと。それはこの奇跡を経験した者も経験していない者も、主は力強く恐れるべき方であるということを絶えず覚えているべきだからです。私たちは過去の恵みを忘れ目先の困難に右往左往しやすいです。しかし主は変わらずともにいて力強く助けて下さる方なのです。
➂永久に記念する。― 記念物は川から取って来た石を立てて作ります。腐食する木ではなく時を経ても残る石です。ヨシュアが「永久にイスラエル人の記念なのだ。」と言った通りです。一民族が経験した奇跡も一個人が経験した御業もすべて神を知り覚える記念となります。自分の一生の支えとするだけでなく、子供や孫さらに後の世代そして永久に、天国完成の日まで覚えられるように。すべての栄光を神に帰して❣
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