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‹ネゲブの流れ>-760-2023/8/13

「アイに攻め上れ」ヨシュア記8:1~2


恐れてはならない。おののいてはならない。戦う民全部を連れてイに攻め上れ。見よ。わたしはアイの王と、その民、その町、その地を、あなたの手に与えた。」 ーヨシュア記8:1―


 今、ワクチン関連で「コウモリはウイルスを抱いて空を翔ぶ」という本を読書中です。私は40数年前生物学科の学生で、本書にある鶏の解剖やアフリカツメガエル発生の観察をした記憶があります。が当時も卒業後も生物学よりもキリスト教への関心が強く、生物学の知識はさっぱり。そんな長い信仰生活でも信仰による祝福はあっても敗北の方が多かった気がします。敗北したアイに再び挑むイスラエルにぜひ学びたい。

 ➀罪の一掃後の神の励まし。― アカン一族の処罰と略奪物所有物の焼却後神の怒りが収まり、すぐにヨシュアへの励ましの言葉がかけられました。「恐れてはならない。おののいてはならない。」 これはモーセ死後のヨシュア召命の際にもかけられた言葉です(1:9)。小さな町アイに敗北し、アカンの罪と神の怒りに直面し、落胆し自信をなくしていたヨシュアに、再び神の御手が働くという保証つきの強い励ましです。

 ➁神の命令。― 敗北の原因はアカンの罪でしたがそれ以外に高慢と油断がありました。先にはアイを侮り三千人の兵で向かいました。しかし今回の神の命令は「戦う民全部を連れて」で、二十万人全兵力投入でした。小さい敵にも油断せず全力でという小事忠実の精神です。「攻め上れ」とは戦時だけでなく日常生活での積極的勝利思考とも解せます。罪は赦された、神が味方、祝福は我が物という信仰です。

さらに、エリコ同様にアイとその王への聖絶命令が下されています。

 ➂神の約束。― 神はヨシュアに励ましと「攻め上れ」との命令の後「わたしはアイの王と、その民、その町、その地を、あなたの手に与えた。」という勝利の約束を与えました。またアイでは、エリコでは殺された家畜が戦利品として認められました。神直々の勝利と戦利品の約束は大きな力となったでしょう。勝利には超自然的勝利と神の知恵による策略的勝利とがありますが、この戦いは伏兵の配置が命じられていて策略的勝利です。クリスチャンには圧倒的勝利が約束されています。日々神から知恵、策を頂いて圧倒的勝利者と!再度、攻め上ろう!

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