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‹ネゲブの流れ>-766-2023/9/24

「敵の集結と計略」ヨシュア記9:1~4a


「…王たちはみな、これを聞き、相集まり、一つになってヨシュアおよびイスラエルと戦おうとした。」

―ヨシュア記9:1~2―


 8月末より明け方東の空には明けの明星(=金星)が見えます。「輝く明けの明星」(黙示録22:16)は、私達の希望である救い主キリストを表しています。が同じ明け方、金星の下でハタハタと巣に帰って行くコウモリが見えるのです。金星とコウモリ(=夜の魔女(口語訳))。希望の暁には神の祝福だけでなくサタンも出現します。エリコとアイに対するイスラエルの勝利を聞いた敵国が動き出しました。敵への心備えを。

 ➀神の業は救いとさばき。― イスラエルのカナン攻略は長年の約束の成就であり祝福でしたが、同時に腐敗した民族であるカナン人、エモリ人などを滅ぼす神のさばきでもありました。聖書中の神の業は大抵窮した者の救いと虐待者へのさばきです。義なる神が地上に介入する時正しい者は歓迎し救われますが、悪しき者は抵抗し暴れるのです。私達が祝福される時それを喜ばない勢力が出現するのは当然です。

 ➁正面から戦いをしかける敵。― まず山地、低地、大海沿岸に住むヘテ人、エモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人の王たちがみな、これを聞き、結集してイスラエルと戦おうとしました。ヨルダン川渡行とエリコ陥落の報に恐れをなしていたものの、アイが一回勝ったことから可能性を感じたのでしょうか。一王、一つの町では勝ち目がなくても全王全町結集すればと。正面から信仰を否定し反対して来る人。結託して嫌がらせや迫害をし弱体化を図る人。戦う覚悟が必要です。

 ➂計略をめぐらし騙して来る敵。― 正面から戦いを挑んで来る者より手強いのは計略をめぐらし騙して来る敵です。ギブオンの住民たちはエリコとアイの敗北を聞き、恐れて計略をめぐらしました。近くの者なのに遠くの者のように変装を企て、盟約を結んでくれと頼んで来ました。神学校卒業前に「話さないで祈って決めてくれ」と結婚話を持って来た長老。「教団と神様にゆだねることも大事だ」と退団を勧めて来た教団幹部。信仰深く歩みたいとの私の善良さを利用した詐欺でした。悪が満ち夜が深まるこの頃。暁は近く、魔女もハタハタと。覚悟と注意深さを!

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