top of page

‹ネゲブの流れ>-768-2023/10/8

「欺きによる誓いの遵守」ヨシュア記9:16~21


「私たちは、イスラエルの神、主にかけて彼らに誓った。だから今、私たちは彼らに触れることはできない。」    ーヨシュア記9:19―

 先週も日本の廃頽ぶりを実感する出来事がありました。ジャニーズ会見でNG記者リストが作られその該当者は真実を追求する記者だったことです。つまり真実を隠すために国民を欺いたのです。私もかつて騙されて基督教団の補教師職を失いました。ギブオンに欺かれて彼らを生かすと主にかけて誓ったイスラエル。欺かれて誓った誓いの遵守が主の怒りを免れる道だったと。欺きを益に変える秘術を学びましょう。

 ➀嘘はすぐばれる。― 変装して来たギブオンの使者と盟約を結んで三日後、彼らが近くの者だという情報が入りました。古びた衣装や食料は嘘だったのです。三日かけて行ってみるとギブオン、ケフィラ、ベエロテ、キルヤテ・エアリムという四つの町の大きな民族でした。先日の会見の嘘は紙が出て来て二日で、私に語られた嘘は二ヶ月でばれました。嘘、欺き、騙し事は早晩ばれます。

 ➁主にかけた誓いの重さ。― 盟約を結んだギブオンが近くの住民だと解ってイスラエルの会衆は不平を鳴らしました。ゴタゴタを危惧したのでしょう。しかし欺かれたとしても主にかけて誓った誓いは有効です。会衆の上に立つ族長たちは、主の指示をあおがなかった失敗と嘘に気づかず欺かれたという失態を認めつつ主の御心を求め、盟約を遵守することだと結論付けました。欺かれた結果の誓いであっても誓いは誓い。それを遵守しないと主の御怒りが下るからです。誓いの重さを覚えたい。

 ➂生かすという祝福。―ギブオンの欺きは生き残りのためでした。ヨシュアと族長たちが主にかけて誓った際に主の心はギブオンへの憐みに傾いたのでしょう。「生かしてやる」「生かしておこう」との恵みの言葉が印象的です。ギブオンもへりくだって、たきぎを割る者、水を汲む者という奴隷に甘んじ生き残りました。しかし後には主の宮に仕える者となり、捕囚後はイスラエルに編入しています。欺く罪人だった異邦人の私達も神の民とされました。欺かれた結果だとしても主の前に決められた道を遵守して行くならば、必ず「生きる」という祝福が!いっぱい☺




Comments


最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

西阿知キリスト教会​

bottom of page