‹ネゲブの流れ>-769-2023/10/15
「滅びではなくいのちを」ヨシュア記9:22~27
「ですから、あなたがたの前で私たちのいのちが失われるのを、非常に恐れたので、このようなことをしたのです。」 ―ヨシュア記9:24c―
10月7日イスラエルで戦争が勃発しました。ここはヨシュア記のカナン攻略に歴史的起源がある紛争地で、歴史を通じて宗教的民族的争いが続いて来ました。聖書は最終的に悪人の滅びと善人の救いを宣告しており、私は自分初め多くの人の悔い改めと救いを祈っています。ヨシュア時代滅びを免れ命拾いしたギブオンに、倣いたいものです。
➀ギブオンの信仰。― ギブオンの変装と欺きは良くないことですが、彼らには他の国にはない神への信仰がありました。ずっと聞いて来た出エジプトからアイ攻略までの情報により神は恐るべき方でその命令は絶対であると認めたのです。「神、主が…この全土を…与え…住民のすべてを…滅ぼしてしまうように…お命じになったことを…このあなたのしもべどもは、はっきり知らされた…」とは明確な信仰告白です。「しもべども」と、謙遜さも表出。
➁ギブオンの選択。― ギブオンはエリコとアイの町も住民も全滅という惨事を聞き、恐れました。「私たちのいのちが失われるのを、非常に恐れたので」と告白しています。それで生き残りのために変装を企て救いを求めたのです。私の入信の動機も滅ぶことへの恐れでした。一年間聖書の話を聞いて自分の罪にも気づいて、死後地獄へ行かないという自信はありませんでした。地獄行きの滅びよりも罪赦されて永遠の命を頂くことを選ぼうと思いました。滅びよりいのちを選択することは重要。
➂ギブオンの祝福。― ギブオンは欺きの故にのろわれ、たきぎを割り水を汲む奴隷とされました。しかし「お気に召すように…お扱ください。」と謙遜でした。それ故か彼らは奴隷ながら祝福を受けていきます。次章の五王の攻撃の際にはイスラエルの参戦と神の奇跡による勝利を経験し、祭儀の中心である高き所が置かれその仕え人とされました。捕囚後はイスラエルの民に加えられています。私もかつて罪の多さ故に「水を汲むしもべに」と思ったことがありました。謙遜に🙇♀️初心貫徹🙏
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