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‹ネゲブの流れ>-778-2023/12/17

「不可能のない神」ルカ1:26~38


「神にとって不可能なことは一つもありません。」 ールカ1:37ー


 世界中でアドベント(待降節)を迎えていますが、今年は生誕地が戦場となっており別の待ち望みが必要に思われます。バビロン捕囚により亡国となったイスラエルにとって600年待ち望んだ救い主の誕生はまさに全能の神の御業でした。私達の人生においても神の時の神の御業はその全能性を感じるものです。不可能のない神について学びましょう。

 ➀神の時がある。― 人類史上非常な影響力を持ったキリストの誕生はその亡国の民族イスラエルの600年の待ち望みの後でした。人間的な宗教的熱心や教育的努力が結実したということではなく、まさに神の時でした。先駆者ヨハネの両親としてふさわしいゼカリヤ夫婦、そしてその親類にキリストの両親としてふさわしいマリヤとヨセフが備えられ、奇跡続きの救い主誕生が実現したのです。神の時を意識した祈りが必要。

 ➁神の不思議な計画。― 救い主キリストの誕生には緻密な神の救済の奥義が組み込まれています。マリヤもヨセフも没落した貧しいダビデの子孫でしかしともに誠実で賢く信仰的な人物。また救い主は人類の罪を贖うために罪があってはならずマリヤからの処女降誕でなければならない。しかもその子は神の子であり最期はねたまれて十字架に殺される。この大変な使命のためにマリヤにもヨセフにも御使いが遣わされました。そして人間的には不可能な処女降誕が実現するのです。

 ➂神の不思議な計画に遭遇したら。― 人にはそれぞれ地上の使命がありそれが召しです。マリヤは救い主の母という大変な召しを受けました。彼女は処女降誕に始まりキリストの癒しの業そして十字架と復活という奇跡的神の御業のために用いられました。しかし御使いの御告げの際には相当とまどっています。それでも御使いの「神から恵みを受けた。聖霊が臨みいと高き方の力がおおう。エリサベツも懐妊。神にとって不可能なことは一つもない。」との言葉を受けて「おことばどおりこの身になりますように。」と応答したのです。私達も困難に遭遇し難問に召されたら信仰的応答を。不可能のない神を体験するチャンス🎄✌

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