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‹ネゲブの流れ>-784-2024/1/21

「かのアナク人に勝利」ヨシュア記11:21~23


「そのとき、ヨシュアは行って、アナク人を、山地、ヘブロン、デビル、アナブ、ユダのすべての山地、イスラエルのすべての山地から断ち、彼らをその町々とともに聖絶した。」 ーヨシュア記11:21ー


  事の解決には「時」を考慮すべきです。ジャニーズ事件被害者の声です。過去何度も抗議をしたが拒まれ地獄の日々だった、40年経ってやっと声が届いた、と。それはBBC報道や告白する被害者の多さなどが加害後何十年も経って実現したからです。イスラエルがかの大きなアナク人に勝利したのも40年後でした。長年の懸案がかなうかも?

 ➀アナク人とは?― アナク人は「首」の意味があり、大きくて背の高い民族でした。40年前モーセがカデシュ・バルネアからカナンに斥候を送りましたが、ヨシュアとカレブ以外の斥候は大きくて背の高いアナク人に恐れをなし攻め上ることを拒みました。その結果神の怒りを買い、40年荒野を放浪することとなり、不信仰な世代は死に絶えました。イスラエルの放浪の原因となったのがこのアナク人なのです。いわくつき。

 ➁40年前は不戦敗だった。― 指導者モーセと斥候のうちのヨシュアとカレブは、敵の強さではなくその地の豊かさと助けて下さる神を見て攻め上ることを求めました。しかし他のイスラエル人は10人の斥候の話を聞いて恐れをなしつぶやきました。大きな敵アナク人と戦えないだけでなく、ヨシュアとカレブは石で打ち殺されそうにもなりました。民の弱さと不信仰と頑なさ。その頑なさは偉大なモーセでさえも扱い切れず、40年の訓練と世代交代という「時」を経なければならなかったのです。

 ➂40年後の勝利。― 40年の荒野放浪を通し、新しい世代は出エジプトの昔話だけでなく数々の神の業を体験しました。さらにモーセの死後はヨシュアに従い通し、ヨルダン川渡行やエリコ陥落を体験しました。信仰と勇気は十分。それで「主ご自身が、焼き尽くす火として、前に進み、主が彼らを根絶やしにされた」(申命記9:3)のでした。私にもジャニーズ被害者のように当たって砕かれたままの懸案があります。私の弱さと敵の状況が解決を阻んだまま。イスラエルが40年経ってかのいわくつきのアナク人に勝利したことは、希望です。しかもそれはイスラエルの力によるのではなく、主ご自身によると。信仰を整え、主に期待⭐

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