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‹ネゲブの流れ>-785-2024/1/28

「ヨルダン川手前の勝利」ヨシュア記12:1~6


「主のしもべモーセとイスラエル人とは彼らを打った。」

                    ーヨシュア記12:6ー


 「人生は終わりを待ってみないとわからない」と言われます。全知全能の神を信じるクリスチャンでも過去の意味や未来についてはわからないことが多いです。しかし人生のある時点で、過去の伏線と恵みの関係に気づいて感謝する場合があります。この箇所ではヨシュア以前のモーセ時代の勝利が記されており、摂理の恵みの再発見ができます。

 ➀モーセ時代の勝利。― ヨシュア率いるイスラエルはヨルダン川渡行に始まりエリコ陥落、南パレスチナと北パレスチナ占領という奇跡と勝利を経験しました。7節以降に彼らが打ったヨルダン川のこちら側(西側)の31王が列記されていますが、その前にヨルダン川の向こう側(東側)でモーセの指揮により打った王とその領土が記されています。38年の放浪後出発したイスラエルに対してその通行を拒んだエモリ人の王シホンさらに北のバシャンの王オグです。主の約束通り勝利しました。

 ➁2人の王だが領土は広範囲。― 2王の支配していた地域は広範囲でした。ヨルダン川の東側地域を死海からキネレテの海(ガリラヤ湖)さらにヘルモン山に至るまで、ヤボク川を境に2王で分けていました。南がシホン、北がオグです。二人の王に勝利しただけで広範な地域がイスラエルのものになりました。そしてこの地域は希望によりルベン人とガド人とマナセの半部族に与えられました。多くの家畜を持った彼らはそこに町々と家畜の囲い場を作り、ヨシュアの戦いに参戦しました。

 ➂先の勝利は続く勝利の備え。― 父祖アブラハムに約束された地はヨルダン川西側のカナンの地でした。すでに31王を打ちましたが、なお占領の戦いが続きます。一連の戦いにおいてヨルダン川手前で2王に勝利していたことは大きなことでした。イスラエルには自信、敵には恐れを与えたからです。また広範囲の占領地は続く戦いの後方支援に有効でした。私の信仰生活45年を振り返っても、父母姉叔父友人の救い、信仰的子育て、病や悪に勝利したことなど、多くの恵みがありました。これらは続く勝利の備えである、と。さらに勝利と恵みを🙏 感謝🤗

 



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