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‹ネゲブの流れ>-787-2024/2/11

「老いてもまだ占領すべき地が」ヨシュア記13:1~7

 

「あなたは年を重ね、老人になったが、まだ占領すべき地がたくさん残っている。」ーヨシュア記13:1ー


 現代は高齢化社会で老後の過ごし方が問題とされます。生涯現役という言葉がありますが、ヨシュア記のヨシュアとカレブ(14:11)は生涯現役の模範的人物と言えます。多くの戦いを戦って来たヨシュアも年を重ね老人になりました。しかし主からは「まだ占領すべき地がたくさん残っている。」と声をかけられました。この「まだ…すべき」が老後の秘訣。

 ➀年を重ねても生涯現役。― ヨルダン川西側の31王を数年かかって打ってヨシュアは90歳~100歳位になったと思われます。彼は110歳で亡くなりますが、その前の老年期に主からかけられた言葉は「ご苦労、後はゆっくり。」ではなく、「あなたは年を重ね、老人になったが、まだ占領すべき地がたくさん残っている。」でした。老後、隠居や遊山でなく最期まで指導者としての使命があるというのです。倣いたいものです。

 ➁まだ占領地がたくさん残っている。― 今までの戦いでは要所要所の王を打ちましたが、実際に住むには住民を打たなければなりません。シナイ半島北から地中海に面するペリシテ人の地、カナン人の地、北方のヘルモン山からレバノンの地まで、まだ占領すべき地がたくさん残っているというのです。主が住民を追い払うとの約束つきで。私も老人手前の64歳ですが、60代から体力記憶力の衰えを感じもう優待かなとも思っていました。しかしまだまだすべきことが残っていそうです。救われてない知人はたくさん。自分の弱さの克服も未完。教会形成もまだ。

 ➂子孫への相続地となる。― 戦いの第一段階が終わり老人ヨシュアに主の声がかけられた時には、まだ各部族の相続地が割り当てられていませんでした。モーセ時代にルベンとガドとマナセ半部族にヨルダン川東岸が与えられましたが、あと九部族半が未相続でした。イスラエル全部族に相続地を割り当てることがヨシュアの仕事でした。クリスチャンの親が子供に残せる最高の遺産は信仰だと言われます。子供だけでなく接した方々に信仰の遺産を残せる生涯現役の信仰者でありたいもの。それには進撃的、進取的であるべきと。老いに負けず、前進🏃‍♀️…。

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