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‹ネゲブの流れ>-788-2024/2/18

「レビ部族の相続地」ヨシュア記13:8~14


「ただレビの部族だけには、相続地が与えられなかった。主が約束されたとおり、イスラエルへの神、主への火によるささげ物、それが彼らの相続地であった。」           

                  ーヨシュア記13:14ー


  昨今の自民党裏金問題を見ていると境遇の違いを感じます。冬働けない日本海側気候の佐渡の貧しい農家に生まれた私には何千万円というお金は縁遠いものです。親ガチャ、世襲の不平等。しかし境遇も神が最適に選ばれたわけで、境遇ゆえの恵みも多いです。他部族が相続地を受ける中で相続地が与えられなかったレビ部族から学びましょう。

 ➀レビ部族の特別な選び。― レビ部族はレアによるヤコブの三番目の子レビの子孫です。レビは妹のディナ事件の報復として残虐行為をしたためヤコブから「イスラエルの中に散らそう。」(創49:7)と預言されています。呪いのようですが、意外にもレビ部族から偉大なモーセとアロンが出て、アロンの家系が祭司、その他のレビ人は神礼拝に奉仕する部族となったのです。神に近く仕える特別な選びを受けた部族です。

 ➁レビ部族には相続地が与えられない。― 13章には東岸の二部族半への相続地の記述に混じって、レビ部族には相続地が与えられなかったと二度(14、33節)記述されています。それはヤコブの預言だけでなくモーセによる主の命令のゆえでした。レビ部族が与えらえたのは主への奉納物の十分の一(民18:24)とイスラエルの相続地の中の住む町々と放牧地(民35:2)だけでした。レビ部族は他の部族の相続地に散って住み民に代わって神に仕えたのです。現在の牧師に似ています。

 ➂主が彼らの相続地である。― 33節には「主が彼らの相続地である。」とあります。詩16:5の「主は、私へのゆずりの地所」と同義で、全クリスチャンに当てはまる恵みです。地上的な世襲財産や相続地はなくても、主を相続地とするならば悪境遇から予想外の宝が出て来るのです。私は生家から貧しさと父の面前DVによる情緒不安定さと父譲りの頭の良さを受け継ぎました。情緒不安定で頭が良いと悩みます。悩んで教会に行き神に出会いました。それから47年家族が救われたり様々で、私の生家は特別に選ばれていたと感じます。「まことに、私への、すばらしいゆずりの地だ。」(詩16:6) 今後も恵みがザクザク🤗楽しみ。

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