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‹ネゲブの流れ>-794-2024/3/31

「祭司長たちのイースター」マタイ27:62~66、28:11~15


「そこで、祭司長たちは民の長老たちとともに集まって協議し、兵士たちに多額の金を与えて、こう言った。」       ーマタイ28:12ー

 

 本日はイースターです。主の苦難と勝利に感謝します。先週の礼拝で讃美歌136番を歌い、2番の歌詞「われは死ぬべき罪人なり」にドキッとしました。生きようと自己主張ばかりの自分。それで先週はバッハのマタイ受難曲を聴きました。「世に比べるもののない光を誰がこれほどに傷つけたのですか」 偽証で主を十字架につけた者たちは復活についても偽証します。地上を歩む復活信仰とは?祭司長を反面教師に。

 ➀真理を悟れない愚鈍。― キリストを十字架につけたのは祭司長やパリサイ人などのユダヤ教指導者でした。貧者を搾取して得た地位と富にあぐらをかいている者たち。世の欲に目がくらんでいると真理が語られても真理そのものを見てもそれに気づきません。自分たちが偽真理を主張しているためむしろ真理をねたむのです。ねたみがキリストを十字架につけました。地位や富への欲、正しさへのねたみに要注意。

 ➁祭司長たちの恐れ。― 彼らの関心事は保身で、恐れは今の地位や富を失うことです。神や正義に対する恐れは皆無で、策略と偽証によりキリストを十字架につけた程です。彼らは厄介者殺害に成功したのに落ち着かず、翌日集まってピラトに墓の番を頼みました。キリストの「三日目によみがえる。」という言葉を思い出し弟子たちが遺体を盗み出すかもしれないと恐れたからでした。偽造宗教を作っていた彼らは弟子たちも同じことをし、自分達の地位が危うくなるかもとおびえたのです。

 ➂復活の事実を金とデマで捻じ曲げる惨状。― ピラトは求め通り番兵を出し入り口の石を封印させ墓の番をさせました。しかしキリストは番兵に関係なく復活し天使が石をころがしました。奇跡に対して番兵は役立たず。復活の奇跡に対して祭司長たちは多額の金で番兵を買収し嘘をつかせることに。「眠っている間に弟子たちが…イエスを盗んで行った」と。不義を為した者はキリストが復活しても恐れず相変わらずの不義振り。なので弟子達は迫害続きでした。復活信仰とは真理を悟り勝利は天国に預け、真理に従い戦い続けること。世の悪が強靭でも😇



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