‹ネゲブの流れ>-799-2024/5/5
「ヨセフ族の相続地」ヨシュア記16:1~4
「こうして、ヨセフ族、マナセとエフライムは、彼らの相続地を受け た。」
ーヨシュア記16:4ー
私の朝の日課は聖書と霊想書を読んで早天祈祷をすることですが、その後朝食準備をしながら原口議員のライブを聞きます。最近氏が紹介していた松下政経塾の塾歌の歌詞に感動しました。「怒りを祈りの光に…疼きを願いの光に…嘆きを希みの光に変える」 ヨセフ族はまさに嘆きを希みの光に変えたヨセフの子孫です。その祝福に学びましょう。
➀長子としての二倍の相続地。― イスラエル12部族はヤコブの子の12人からできたのですが、ヨセフのエジプト宰相就任とエジプト移住を経てヤコブ臨終時にヨセフ族が長子の権利を受けました。ヨセフは下から二番目の子でしたが愛妻ラケルの子であったため父の寵愛を受け、しかも苦難を経て出世しヤコブ一族を救ったわけで、十分長子にふさわしい存在でした。長子は他の兄弟の二倍の祝福を受けるので、ヨセフの子のマナセとエフライムが2部族となり12部族に加わりました。
➁北部パレスチナの最も良い地。― ユダに続いてくじで割り当て地を受けたのがヨセフ族でした。王族ユダ族が南部パレスチナの良い地を相続したのに対して、長子ヨセフ族は北部パレスチナの最も肥沃な地を相続しました。今でも果物が良く採れる地域らしいです。エフライム族が南に、マナセ族が北に相続地を受けました。ちなみに当時の指導者ヨシュアはエフライム族出身です。以後も両ヨセフ族には勇者が幾万、幾千と現れ(申命記33:17参照)、後にエフライム出身のヤロブアムが北イスラエル王国を建国しました。神に祝福されたヨセフ族でした。
➂旧約に輝くヨセフの信仰。― ヨセフ部族が祝福されたのは父祖ヨセフの信仰の故です。旧約聖書を通じてヨセフほど魅力的な人物はありません。愛妻の子、父の溺愛、人を疑わない純粋さ故の功名話暴露、兄に憎まれ奴隷に、真面目な労働、女主人の策略により牢獄へ、再び誠実な働き、神由来の知恵と夢解き、エジプト宰相に抜擢。まさに怒りも疼きも嘆きも祈りと願いと希みに変え勝利した信仰の勇者です。個人の信仰の勝利は子に孫に祝福をもたらす。心して、誠実な信仰貫徹🏃♂️
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