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‹ネゲブの流れ>-801-2024/5/19

「戦士マキル」ヨシュア記17:1~2


「マナセの長子で、ギルアデの父であるマキルは戦士であったので、ギルアデとバシャンが彼のものとなった。」    ―ヨシュア記17:1ー


 人生勝利の道は環境を神の賜物とすることだと学び、佐渡の生家を振り返りました。バターン死の行進の本間雅晴中将の生家が近くその孫は同級生で、配流された順徳上皇の娘一宮を祀る一宮神社や、日蓮の赦免状を持った日朗が日蓮に会った日朗坂も近く、歴史の痛みを感じる地です。父母など大人達が真面目だった訳です。また調べて佐渡で最初の新教の信者や教会堂は私の町の畑野で、それが短期のブームだったことも解りました。それはヨシュア記の相続地割り当てに通ずるようです。祝福されるはずのマナセ族について学びましょう。

 ➀戦士マキルの力の相続。― マキルはヨセフの長子マナセの子です。戦士と言われ相当の勇者だったようです。このマナセ半部族のヨルダン東の相続は、神を待たずに自分で選び取ったと解釈されます。民数記32:1で、その地が家畜に適しているとモーセに申し出たのはルベン族とガド族で、モーセは相続後も他の部族のために先頭に立って戦うという条件で許しました。それに乗じてマナセ族のマキルはその力でギルアデを攻め取りバシャンとともに相続しました。一代目の力です。 

 ➁男子子孫の諸氏族。― この地を相続したマナセ族はマキル族、ギルアデ族、アリエゼル族、へレク族、アスリエル族、シェケム族、ヘフェル族、シェミダ族です。これはマナセの男子子孫の諸氏族でした。娘だけだったツェロフハデ族には、ヨルダン西に相続地が与えられることに。

 ➂マナセ族の危険性。― 一代目マキルの力は大したもので早々と相続地を得てカナン戦争の背後支援に貢献しました。が後にはこの地が絶えず敵に脅かされる地となりました。一代目の踏ん張りも人間的な力では駄目。畑野教会が数年で衰退し15年で移転となったのは中心人物の旧教への改宗が原因とか。本間中将の次男雅彦氏の指摘では、島社会ゆえの人への恐れが強く蔑視に耐えて信念を貫く者がいなかったため。マキルと佐渡人から学ぶのは、一念発起とその維持の必要性。信仰の道にも三偉人並みの苦難あり。信仰と忍耐を祈り求めたい🙏

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