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‹ネゲブの流れ>-803-2024/6/2

「未占領の地」ヨシュア記17:7~13


「しかしマナセ族は、これらの町々を占領することができなかった。カナン人はこの土地に住みとおした。」                

                ーヨシュア記17:12ー


 歴史の学びが重要だということで、最近郷土史や自分史を調べています。人生64年、過去を振り返ると新たな発見も多く、総仕上げが意識されます。ツェロフハデの娘たちの申し出により相続されたヨルダン西側のマナセ族の相続地。そこにはカナン人が住みとおした未占領の町々がありました。信仰生活でも未占領の地があります。学びましょう。

 ➀交通の要路沿いの強い町々。― マナセ半部族の相続地は北はアシェル、南はエフライム、東はイッサカル、西は地中海が境界でした。この境界を越えてアシェルの中のドル、イッサカルの中のエン・ドルも相続地でした。しかしこの二つの町と他のベテ・シェアン、イブレアム、タナク、メギドの町々をマナセ族は占領できなったようです。この町々はエジプトからダマスコへの交通の要路であるイズレエル平原にあり、鉄の戦車を持つ強いカナン人が住みとおしました。占領は未完でした。

 ➁マナセ半部族ゆえの力不足か?― マナセ族には勇者が沢山いたはずですが、ヨルダン東西に分かれては力半減か?本来は雄々しく戦い取るべき所が、できませんでした。ヨシュア亡き士師記の時代にはイスラエルの不信仰を罰するためにカナン人の来襲が使われました。過去を振り返って気づいたのは、私の求道の目的は内向的で神経質な性格の変革だったということ。今でいうHSP(繊細さん)です。繊細なのに鈍感な人の真似をして、失敗したり利用搾取されたりして来ました。私にとってHSP活用が未占領地かと。キリストは癒し主でもあるので。

 ➂勇者ダビデの業。― ヨシュア時代の約束の地占領は未完でした。イスラエル人の信仰も、ヨシュアに疑われた程偶像崇拝の危険性がある不安定なものでした。実際、士師~サムエル時代は不信仰と敵の来襲の繰り返しでした。主が選んだ信仰の勇者ダビデの出現により、イスラエルの勝利とカナンの地占領は完了しました。私の10代の受洗時、司式の牧師に「弱いと神様の恵みを沢山経験できる」と言われました。HSPを活用し恵みを沢山頂きたい。ダビデの子キリストに期待して💖

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