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‹ネゲブの流れ>-808-2024/7/7

「暴虐なシメオン族の相続地」ヨシュア記19:1~9


「シメオン族の相続地は、ユダ族の割り当て地から取られた。」               

                    ーヨシュア記19:9ー


 最近自分の恐怖感の強さに気づき、原因や解放を考えています。原因は「地震、雷、火事、おやじ」の「おやじ」。猛火の如く怒る怖い亡父でした。その父に手紙で「『ばか者。』と言うような者は燃えるゲヘナに投げ込まれます。」(マタイ5:22)と書いて怒られたことがありますが、父は最期死の間際にイエス様を信じてくれました。暴虐だったシメオン族から、暴虐や怒りの恐ろしさとその救いについて学びたいと思います。

 ➀シメオン族の罪。― シメオンはレアによるヤコブの次男です。同母妹のディナがヒビ人シェケムに汚された時、兄のシメオンとレビは騙してシェケムの男子を皆殺しにし町を略奪しました。(創世記34章) 妹を思っての怒りはもっともですが、復讐心が狂暴すぎです。父ヤコブは厳しく戒め、臨終の祈りでもその暴虐さを警戒しています。「彼らの剣は暴虐の道具。」「怒りにまかせて人を殺し、」「のろわれよ。彼らの激しい怒りと、彼らのはなはだしい憤りとは。」と。(創49:5~7) 私は父ゆえの恐怖心だけでなく怒りや憤りの激しさも受け継いでしまい、悩み中です。

 ➁罰=人口減。― 父ヤコブに「のろわれよ。…私は彼らをヤコブの中で分け、イスラエルの中に散らそう。」と言われたシメオンとレビ。その通りにシメオン族は人口減となりました。出エジプト時に59300人だった二十歳以上の男子が、40年の荒野放浪後には22200人となりました。この三分の一という人口減はシメオン族のみです。怒りっぽくそれが暴虐な行動となる場合、現代でも孤立化という罰は受けそうです。私も激しい怒りで失敗しているので、今後の人間関係では要注意です。

 ➂罰=ユダ族に吸収。― さらにのろいが続きます。くじで割り当てられた相続地はユダ族の相続地の中の町でした。ユダ族の相続地が広いとは言え、部族間の境界はなくやがてユダ族に吸収されます。「分けられ、散らされる」の通り。しかしこのシメオン族の名が黙示録7:7の印を押された人々の中にあります。罪⇒罰を経験しても十字架のゆえに赦され救われる。きよめられ、怒りから解放され、天国を目指したい👼


 

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