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‹ネゲブの流れ>-809-2024/7/14

「ゼブルン=光栄な地」ヨシュア記19:10~16


「第三番目のくじは、ゼブルン族の諸氏族のために引かれた。」      

     ーヨシュア記19:10ー


 神の選びは生まれる前からだということで、ずっと故郷佐渡のことを調べています。M住職さんと話して、また一つ子供時代に備えられていた神の業に気づきました。家庭が暗く辛かった小学生時代、勉強ができる楽しさを教えてくれたM先生の存在があったことです。それにより教会に導かれるまでの小中時代が守られました。降誕預言のイザヤ9:1に出て来る光栄なゼブルンの地。その苦、楽、栄光を学びましょう。

 ➀レアの末子ゼブルン。― ゼブルンはヤコブの10番目の子で、レアの6番目の子です。レアにとって夫ヤコブの気持ちを引くための子産み合戦で最期に生れた子。「夫は私を尊ぶだろう」とゼブルン(=尊ぶ)と名づけられました。またレアにとっての末子で可愛がられたことでしょう。

 ➁祝福された相続地。― 残る七部族の第三番目のくじがゼブルン族のために引かれました。その地はガリラヤ地方の南部で四方がアシェル、ナフタリ、マナセ、イッサカルに囲まれた、狭いけれども肥沃な地でした。未開墾地で大きな町がなく、一部カナン人を追い払えなかった所もありますが、ほぼ所有できました。また父ヤコブの預言のように海辺に住むことはなかったですが、イッサカル族とともに交易上の権利を有し海の富を得ていました。そのため人口も多く4番目の大きな部族で、ダビデ王にも軍事的、経済的援助ができたようです。(申33:18~19)

 ➂はずかしめから光栄へ。― しかし北に位置するため敵の侵入経路でした。王国分裂後北イスラエル王国に属し偶像崇拝ゆえの神の怒りを受け、アッシリア帝国のティグラテ・ピレセル王に侵略され民は捕え移されました。イザヤ9:1に「先にはゼブルンの地とナフタリの地は、はずかしめを受けた」とある通りです。しかしこのゼブルンの地にナザレの町があります。キリストが30年間生活したナザレ。伝道を開始したガリラヤ。この地は神の子を育て神の奇跡を拝見し、光栄を受けたのです。レアの人間的葛藤も、地の富も、はずかしめも、すべて包含するキリストの光栄。どの地の苦もキリストにあって光栄となる。大きな光☀

 

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