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‹ネゲブの流れ>-810-2024/7/21

「イッサカル族の相続地」ヨシュア記19:17~23


「第四番目のくじは、イッサカル、すなわちイッサカル族の諸氏族に当たった。」                           ―ヨシュア記19:17―

 

 先の都知事選で選挙前報道が不十分だったにもかかわらず、選挙後の蓮舫氏パッシング報道が盛んでビックリしました。弱者しかも善良となると、かまわず見下し叩きまくる日本人気質。私個人でも同様の経験があり、隣人愛の思想が入ってない日本人社会の罪性を感じます。イッサカル族は良い地を得て休息していたら奴隷になったらしいです。平気で他者を隷属させる日本人社会でしっかり生きるには。学びましょう。

 ➀レアの五番目の子イッサカル。― イッサカルはヤコブの第九子で「神は私に報酬をくださった」という意味です。レアが子を産まなくなってから時を経てやっと生まれた子でその喜びが表れています。続いてゼブルンが生まれたので、この二人=二部族はセットで語られます。ともにレアの思いが通じてか、父ヤコブにもモーセにも祝福されています。

 ➁休息に適した肥沃な地。― 四番目のくじでイッサカル族に与えられた相続地は、北はタボル山、南はギルボア山、東はヨルダン川に囲まれた肥沃なイズレエル平原の地でした。交通や戦いの要所でもあり重要な地域でした。土地が肥沃なためヤコブから「彼は、休息がいかにも好ましく、その地が、いかにも麗しいのを見た。」(創世記49:15)と。

 ➂一時奴隷に。― 豊かさや安息は幸いですが甘えたりむさぼったりすることは危険です。豊かさに甘んじて休み過ぎたのか、ヤコブが「彼の肩は重荷を負ってたわみ、苦役を強いられる奴隷となった。」と指摘したように、一時弟ゼブルンに主導権を握られ奴隷状態になっていました。しかし士師記時代からは勢力を盛り返し女預言者デボラに仕えたり、23年間士師を務めたドドの子プワの息子のトラが現れたり、ダビデ時代には「時を悟り、イスラエルが何をすべきか知っているかしらが200人」(Ⅰ歴代誌12:32)もいたようです。イッサカル族のシンボルはろば。祝福された時も乏しくなった時もともに休息は適度にして勤勉に活動したいもの。かつて私は試練に疲れ休息ばかりしていて、多方面からハラスメントを受けました。イッサカル族のように“賢人”に盛り返したい‼



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