‹ネゲブの流れ>-818-2024/9/15
「レビ族の分布と任務」ヨシュア記21:4~42
「イスラエル人の所有のうちで、レビ人の町は、全部で四十八の町と、その放牧地とであった。」
ーヨシュア記21:41ー
今月は立憲代表選と自民総裁選がありますが、候補者からは明るい未来が描けません。しかし必ず変革者が現れると信じ待ち望みたいと思います。レビ族は特別に選ばれた部族で、出エジプトを導いたモーセとアロンの出現、神殿礼拝の奉仕とユダ王国への忠誠、キリストの先駆者ヨハネの誕生など、希望の歴史に貢献しました。学びましょう。
➀モーセ以降のレビ族。― ヤコブからはのろいの言葉を受けていたレビ。その子ケハテの子アムラムと妻ヨケベテの子モーセが特別の選びと召しを受けました。モーセはエジプトの王女の息子として育ち高い教育を受け指導者の素質を備えました。出エジプト後、不信仰なアロンと民により金の子牛事件が起き、その時モーセに従い罪を犯した兄弟や隣人を殺したのがレビ族でした。その功によりレビ族はイスラエル民族の初子の代りに聖別され、主のものと呼ばれる部族となったのです。
➁町の割り当て。― 御心を求めてくじにより決められました。レビの次男ケハテ族はモーセとアロンの出身氏族なので先に。しかも祭司職を担うアロンの子孫が第一で、ユダ部族、シメオン部族、べニヤミン部族から13の町を得ました。ここは後のダビデ王国の中心地域で、神の御計画が伺えます。その他のケハテ族(契約の箱などの運搬)はエフライム部族、ダン部族、マナセ半部族から10の町。長男ゲルション部族(天幕、たれ幕などの管理)はイッサカル部族、アシェル部族、ナフタリ部族、バシャンのマナセ半部族から13の町。三男メラリ族(板、柱などの管理)はルベン部族、ガド部族、ゼブルン部族から12の町。計48。
➂主のもの。― レビ族は主に「わたしのものである」(民数記3:12)と言われ、パウロも「私たちは主のものです」(ローマ14:8)と言っています。クリスチャンは主のもの。各地のレビ族がユダ王国に仕え続け、ずっと後のレビ族出身の祭司ゼカリヤとエリサベツ夫婦は御前の正しさ故に選ばれてヨハネの父母となりました。主のものとして自己を聖別して生きる時、そばに変革者が誕生する。忠実に分を果たし続けよう!
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