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‹ネゲブの流れ>-819-2024/9/22

「主の約束の実現」ヨシュア記21:43~45


「主がイスラエルの家に約束されたすべての良いことは、一つもたがわず、みな実現した。」

                     ―ヨシュア記21:45―


 私の入信時の感想は、「この神様がいるなら人生大丈夫だ!」でした。10代の私には精神的弱さゆえに人生=不安でした。確かに今の日本や世界情勢を見ると、支配者層の欺瞞と横暴と搾取が強大で、弱く善良な人にとって人生=不安というのは大事な気づきに感じます。カナン占領という偉業を成し遂げたヨシュアの言葉「主が…約束されたすべての良いことは、一つもたがわず、みな実現した。」は、大きな恵みです。

 ➀先祖たちに誓われた主の約束。― 父テラとともにウルを出てカランに住んでいたアブラハムに、主が「示す地に行きなさい。」と仰せられました。そしてカナンの地のシェケムまで来た時再び主が現われ「あなたの子孫に、わたしはこの地を与える。」と仰せられました(創世記12:7)。その後も度々主は彼にこの約束を語られ(創13:15、15:18)、子のイサクにも(創26:3)、その子のヤコブにも(創28:13)語られています。先祖たちに誓われた約束が長い年月を経て実現したのです。 

 ➁占領、敵攻略、安住。― 実現した約束の内容は、与えると誓われた地すべてが与えられたことです。ヨルダン川手前のヘシュボンとバシャンを占領し、奇跡的ヨルダン渡行やエリコ攻略、アイ攻略、ギブオンの戦い、メロムの戦いなどを経て、カナンの地を占領できました。主が戦って下さったのでイスラエル軍は強く、敵の中でひとりも立ちはだかる者はおらず敵を聖絶できました。しかもこの地は農作物に適した豊かな地で定住可能。放浪の民イスラエルに安住の地が与えられたのです。

 ➂主の約束の完全性。―45節では「すべての良いこと」「一つもたがわず」「みな」という三つの表現を使って、主の約束の確かさが強調されています。聖書では主の言葉や約束は必ず実現すると言われています。「私のことばは、その時が来れば実現します。」(ルカ1:20) ヨシュア記を振り返れば、主がイスラエルにカナンの地を与え良きことをしようと必死であることに気づかされます。45年前の弱き私への約束も同様。災いや敵が襲って来ても大丈夫。恵みは一つもたがわず実現。感謝🙇‍♀️


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