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‹ネゲブの流れ›-691-2022/3/6

「天上の喜び」黙示録18:17b~20

「おお、天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都のことで喜びなさい。神は、あなたがたのた めに、この都にさばきを宣告されたからです。」  黙示録18:20ー 

 

世の終わりの前兆として挙げられた戦争と疫病が、今まさに起こっています。世界最終戦争(=エゼキエル戦争)における北の王はロシアなので、ロシアを注視する必要があります。またこの戦争にはお金がからんでいることから、大バビロン=組織的背教の教会のさばきの面も注視する必要があります。オリガルヒ、米資本、ロシア正教に注目です。戦争が泥沼化して行く中で、人々が頼りにしていたものが倒れ焼き尽くされてしまうのかもしれません。この情勢下で私達はどうあるべきか?

 ➀海上貿易商の泣き悲しみ。― 地上の王たち、地上の商人たちに続いて大バビロン相手に海上貿易で富を得ていた船長、船客、水夫、海で働く者たちも、大バビロンのさばきを泣き悲しみました。やはりわざわいを恐れて遠く離れて立っていましたが、その痛手は大きいらしく頭にちりをかぶって泣き悲しみました。また海の人らしく正直で「この都のおごり(ぜいたく)によって富を得ていたのに」と叫んでいます。富のために世界中を駆け巡る資本家たちの泣き叫びも近いのかもしれません。

 ➁天上の喜び。― 地上の三者の泣き悲しみを見ましたが、目を上げて天を見るように促されます。天では「この都のことで喜びなさい。」と言われるのです。地上では、多くの人間を魅了し支配していた大バビロンが焼き尽くされるという悲劇が起きています。地上の悲劇が天上では歓喜となるというのでしょうか。そうなのです。この悲劇は悪の国の悲劇であり、その被害者や殉教者が天に上げられているからです。

 ➂天上で喜ぶ者に。― 天には聖徒たち、使徒たち、預言者たちがいました。使徒と預言者は特別な働き人ですが、私たちは「聖徒たち」でありたいものです。であれば天において地上の悲劇を眺めながら喜ぶことができるのです。しかも神が「あなたがたのために都にさばきを宣告した!」と言って下さるのです。それはさばきを免れてかろうじて天国に入るのとは違います。正義を貫いて悪と戦い、戦闘傷を負って天国に入るのです。傷は名誉の勲章!富や権力よりむしろ正義を求めて!



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