‹ネゲブの流れ>-832-2024/12/22
「パウロの祈り」エペソ1:15~19
「また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたがることができますように。」 ーエペソ1:19ー
本日はクリスマス礼拝ですが私の誕生日でもあります。日が最も短い冬至は昨日で、闇に光が来たということでキリスト誕生がこの時期にお祝いされます。先週私が祈っていることで良いニュースがありました。米国でのジャニーズ問題の提訴と兵庫県知事選の捜査開始です。獄中のパウロにもエペソの信者の信仰が伝えられ感謝が溢れ祈りがささげられました。獄中という闇で光を見ていたパウロの祈りに学びましょう。
➀知恵と啓示の御霊の付与。― エペソの信者は良い信者で、その信仰と愛の知らせはパウロを喜ばせ、祈りに向わせました。彼らに知恵と啓示の御霊が与えられ、神をさらに知ることができるようにと。私は46年の信仰生活を経て、キリスト教信仰は偶発的なご利益信仰とは違って説明可能なものだと感じます。我欲やプライドから解放された聖い心と頭に、聖霊が世の様を理解する知恵と神の奥義を理解する啓示を与えてくださるのです。御霊によりさらに確かで高い神知識へと。
➁心の目の開眼と将来の望みと栄光の理解。― クリスチャンの人生の目的は事業の成功よりも人格形成、しかも高尚な人格は苦難によってのみ形成されると言われます。ひどい迫害を通り今は獄にあるパウロこそキリストに近い人格者。そのパウロの心の目は開かれており、神に召された者としての望みも受け継ぐものの栄光もよく理解していました。この希望が彼に殉教を甘受させたのです。天国の栄光が見えた者こそが真に強くその人生は真理に貫徹された高価な人生。続きたい。
➂神の全能の力の偉大さを知るように。― パウロは昇天後のキリストの顕現により回心し召されました。絶えず御霊が伴い彼の周りでは癒しや奇蹟が起き、彼自身も石打ちにより死の淵をさ迷いながらも立ち上がるという奇跡も経験しました。「信じる者に働く神のすぐれた力の偉大さ」の体験者でした。キリスト信仰の醍醐味。これをエペソの信者にも知って欲しいと。私たちもその力を体験したい。その鍵は「信じること」です。御霊を求め、希望に溢れ、信じ続けて、神の全能の力の体現者に🙏

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