‹ネゲブの流れ>－731－2023/1/15

「準備をしなさい」ヨシュア記１：１０～１１

「糧食の準備をしなさい。三日のうちに、あなたがたはこのヨルダ ン川を渡って、あなたがたの神、 主があなたがたに与えて所有 させようとしておられる地を占領するために、進んで行こうとして いるのだから。」　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ーヨシュア記１：１１－　　

　先日岡山で前川喜平氏の講演会がありましたが、その司会をされたはたともこ氏の座右の銘は「準備９割」だそうです。実際準備が十分で良い司会でした。何事も良い結果を出すためには相当の準備が必要です。「信仰なんて棚ぼただ！」と批判されることがありますが、信仰者が神様からの祝福を頂くにも相当の準備が必要なのです。約束の地獲得の前にヨシュアは糧食の準備を命じます。準備について学びましょう。

　➀約束成就のために準備する。― ヨシュア率いるイスラエルの民が獲得して行く約束とは領地占領でした。それには進軍と戦いが必須で「腹が減っては戦さができぬ」の通り糧食の準備は重要でした。私達それぞれが祈り願っている祝福のために、祈りだけでなく具体的な準備を心がけましょう。私はいろいろな方々の救いを祈っていますが、その一人一人の特徴や求めをもっと愛をもって理解する必要がありそうです。また伝える言葉も必要です。丁寧な万全の準備を心がけたいものです。

　➁ゴーサインに備えて準備する。― ヨシュアは「三日のうちに…進んで行こうとしているのだから」と言いました。実際はエリコ偵察隊の帰りが三日後でヨルダン川を渡るのは七日後なのですが、緊迫感を持って準備したのです。いつ祝福獲得の機会が来るか解りません。父は亡くなる十日前にイエス様を信じましたが、導いて下さった牧師夫妻の愛の準備が大きかったです。不愛想な父との関係を作るため施設訪問を続けて下さり最期の時父の心が開かれました。いつでも対応できる準備。

　➂準備も進行である。― まだお正月気分を引きずっている時期ですが、休息は活動への準備でもあります。私は自分の人生について、準備期間が長く何も結果を出せていないと感じていますが、進むことを止めてはいないと気づきました。「占領するために、進んで行こうとしているのだから。」とのヨシュアの言葉に励まされます。休んで体調を整えることも、聖書や雑学から知識を蓄えることも、祝福獲得のための準備。さらに失敗さえも最良の準備。今年も祝福を信じ進んで行きましょう！